キャメロン・シンクレアさん。
建築家としてキャリアをスタートすることを考えたが、Architecture for Humanityという弱者のための避難の家を造る活動を始めた。
700$でスタートしたが、今は建築を基本とする世界最大のNPOとなっている。
2004年以降、自分たちのモデルを横展開させていく際において急成長した。自分のモデルを誰でもまねしていいですよ、という形で門戸を開いたところ爆発的な成長を遂げた。
インターネットを活用したマーケティング。ファンドレイジングの3割は企業だが、それ以外には個人。寄付の8割はインターネット経由。そのほかにDJやスノーボーダーなど。
拡大の仕方は「自分の役割を定義し直すこと」。(世界に35の支部があるが、かれはそこを飛び回っており、ラップトップと電話がオフィスだそうだ。)
活動としては、緊急支援の時にローカルのコミュニティの力を中心に立て直していくことが必要だと考えており、コミュニティにとけ込んで、パートナーとしてとらえて再建を協力していく。
そういった現場ではタグボートのように柔軟に動くことが必要。従来のNGOのようにオイルタンカーではなく。
罪悪感を押しつけるのではなく、希望を売ることが重要。
現在は104カ国にアーティストを派遣している。
彼自身はやり方を伝えて、各組織を分権していく。