2012年12月22日土曜日

レップはやく元気になって欲しい

コミュニティファクトリーで働く女性として4年間マジメに働きとうとうスタッフとして採用されたレップ。

最近ずっと体調が悪く、どうにも治らないので、シェムリアップの州立病院に連れてきてもらって検査入院。

心臓の病気なのではないか、という疑いがありしっかりと検査をしてもらっています。

農村ではなかなか十分な治療が受けられません。今回だってコミュニティファクトリーの近くの病院(郡の病院)では、一週間入院してなんとお医者さんが来てくれたのが7日目。。。しかも入院中は食事など自分で用意しなくてはいけないのです。

そして検査にかかるお金、薬にかかるお金、もし手術と言う事になればそのお金は、保険がないこの国では本当にバカにならない。彼女の家はID Poorなので貧しい家の証明書があり、NGOが一定額補助してくれることが救いです。

早く元気になってまた活躍して欲しいです!

彼女自身に治療を受けるか受けないかの選択肢はありますが、フェアな状況で選択することが出来ないのもこの国の事実。
彼女と一緒に、自分のことを自分で守れる力をつける、そんな職場作り、国作りに参加できればと思います。

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病院にいるレップ

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なぜかカメラ目線の先生

2012年12月9日日曜日

30才の4つの約束

もう2ヶ月前の事ですが、2012年10月10日に30才になりました。

つきましては大変多くの皆様にお祝いして頂き、本当にありがとうございました。特にシェムレンジャーの方々、別途ブログ記事を書きますので少々お待ちくださいませ。

とりあえずどんな30代にしようかってことと、どんな30才にしようかっていうことを色々考えていました。30才できちんと約束したい事がまとまってきたので公開したいと思います。

僕の30才になった自分との4つの約束は

  1. 健康であること
  2. 家族とともにあること
  3. 人に安心、笑顔、気づきを提供できる人であること
  4. 常に全力であること

です。

 

健康であること

2012年は、二度の入院(帯状疱疹@日本、デング熱@カンボジア)+精神的な落ち込みなど心身共に健康でないために沢山の方にご迷惑をおかけしました。特に、高校時代の恩師に言われた一言がぐさっと刺さりました。曰く、

「それだけ入院があるってことは、免疫が落ちている証拠。不摂生な生活と、ストレスコントロールについて見直した方が良い。30代は乗り切れても40代でぼろぼろになる。またそういうときに癌になりやすいから気をつけなさい」

とのこと。ガツンときました。

食生活の改善、人間ドックに行くこと、運動や瞑想の習慣など30代を元気いっぱいに乗り切るだけの力をつけたいと思います。まず30才最初の12月のハーフマラソンも走れたことですし!フルマラソンなどにも挑戦してみたい。

 

家族とともにあること

今自分の存在や仕事を支えてくれるのは間違いなく家族です。そして娘が2才の今、自分がカンボジアに1人で来ていることで大きな迷惑をかけてしまっています。これは自分の仕事に大きく関わる大切な意思決定ですが、家族とともに過ごす時間を増やすこと、そしてどこにいようとも家族とともにあることを約束にしようと思います。

 

人に安心、笑顔、気づきを提供できる人であること

謙遜でなく、つくづく思うことは、自分自身の能力はたいしたことがないな、ということです。かものはしプロジェクトがここまでやってこられたのは、まさに周りの仲間やメンター、サポーター、ライバルの方々のおかげです。同じ事が返せるかわかりませんが、恩返しながらぬ恩送りということで、周りの人に勇気や笑顔を与える存在でありたいと思っております。とりあえず、ナスに代わる物を考えなくては!

 

常に全力であること

この2,3ヶ月何かずっと違和感がありながら仕事をしていました。何かうまく回っていないような、空振りしているような、頑張り切れていないようなそれでいて腹の底から力がわいてこないというか。

この1ヶ月、色々な本を読み、色々な方とお話しする中でやっとその違和感の正体がつかめてきました。それは、全力で上を目指していなかったということです。一つ一つのプロジェクトの品質、意思決定の品質、行動の品質、一日一日の振る舞い、どれをとってもまだ未熟で中途半端な部分がありました。

19才でかものはしプロジェクトを始めたとき、「かものはしを世界一にする」と紙に書いて壁に貼ったことがありました。

この数ヶ月、そんな、自分を忘れていた気がします。

社会問題をきちんととらえ、団体も事業も自分も成長して問題をしっかり解決する。そのために力を残さず頑張りたいと思います。

自分を磨くということに関しても、もっと貪欲にやっていきたいと思います。決して体を壊したり、家族との時間を犠牲にしたりすることなく全力で取り組むということをきちんと考えて挑戦していきます。

 

さて、このブログは実は、1ヶ月以上下書きのまま保存してありました。多分、最後の約束がうまく自分の中で消化できていなかったからだと思います。きちんと皆さんと約束できるような気持ちになった今、公開することにしました。

本当にまだまだ未熟者ですが、なにとぞよろしくお願いします。

べー

2012年10月24日水曜日

メモ:mobitelでのインターネット使用について

たまに聞かれるし、わかりにくいのでメモ。だれか間違っていたら教えてください。

 

必要なもの

  • SIMフリーの電話機 (日本で購入した電話のほとんどはSIMロックかかってると思うので難しい)
    iPhoneの場合は、香港やマレーシアの物を買うなり、JBからアンロックするなりでお願いします。 
  • パスポート(多分)
  • $8 = $3 for SIM, $5 for 2GB data

手順

  • mobitelのSIMカードを買う
    $3とかで買えます。パスポートを持ってcellcard屋さんに行くのが良いと思います。
  • iPhoneの場合はSIMカッターでカットする
    (iPhoneをあつかってる電話屋でやってくれるはず。マイクロSIMは間違いなく。iPhone 5で必要となるナノSIMはちょっとわかりません。)
  • 機械に入れる
  • 設定をする (後述)
  • cellcardを買ってトップアップする
  • データパッケージに申し込む

という順序になります。 

設定は

  • APN:cellcard
  • ユーザ名:mobitel
  • パスワード:mobitel

になります。


で、データパッケージはSMSで

  • 番号:6767
  • SMS内容:INET3

を送れば、$5で2GBまで使い放題の一ヶ月間有効なパッケージとなります。
なお、その他のパッケージは
http://www.cellcard.com.kh/engine/docs/3-5G/Cellcard_FairUsagePolicy_V2.pdf
の4ページ目にありますがあまり使い勝手は良く無さそうです。

※ただ前に、iPhoneからINET4ってやってみたら4.5GB貰えました。あれは何だったんだろう。

なお、USBドングルの場合はコースが違うみたいですね。多分区別してないので、どちらからもどちらも申し込めるんじゃないかと予測。知らないけど。

その他

なお、現在の残りチャージ額とデータ残り量を確認するには、6767に対して、「124」とSMSすればOKです。

目下カンボジアでmobileのデータ通信で攻めているのはsmart mobileですが、まぁ値段にそこまでの違いもないのであまり気にしなくて良さそう。かくいう僕は、iPhone 4Sでmobitel、USBドングルはmetfoneの物を使っています。

smart mobileの料金表を見てみると2GB以上を結構使う人はsmartもいいかもですね。細かく料金ある感じ。

関連リンク

2012年10月14日日曜日

読書メモ:数学に感動する頭をつくる

良い本だった。なんと言っても著者のバランスのとれた語り口と、その志の高さが爽快な本であった。

自分が高校時代に習った本当にマスターピースのような数学の授業、そのときの様子を思い出した。今でもその数学の授業の先生とは時々飲むのだけど、最近では授業はディスカッション方式になったらしい。この書籍でも触れられている、解き方などを生徒同士で話し合って、式の見方・切り口などを深めていくという形式である。

もちろんこの本は、自分自身や自分の子どもへの数学教育を考える上で、非常に示唆に富んでいる。

しかしそれ以上に驚かされたのは、今、カンボジアで部下を育てなければいけない自分の立場でも参考になることが多々あったと言う事だ。

カンボジア人のマネジャーやサブマネジャークラスに対して、ロジカルシンキングをもっと鍛えたいと最近常々思って色々試している。ちまたの本には「ロジックツリーとMECEです」とか書いてあるんだけど、どうも違和感があった。

もっと基礎的な部分でうまく話がかみ合わない事があるのだ。そしてそれはうまくは言えないが、どうも数学の力が関係あるのではないかと思っていた。

そういった疑問にまっすぐに答えてくれたのがこの本であった。数学のセンス・考える力をいくつもの力に分解しており、至極納得がいき、それぞれ事に確かめたり鍛えたりするヒントをいただいた。

しかし、この本を読んで改めて思ったことは、自分自身がいかに恵まれていたかということである。

小学校〜高校の時、その後も恵まれた環境の中で今までのびのびと勉強していた自分の有り難さを実感し、何とか次の世代に伝えていきたいという決意を新たにすることが出来た。著者の志に触れたからだろうか。

巻末の問題も割とあっさり解けたのは先生のおかげでございます。また飲みましょう。

2012年10月4日木曜日

読書メモ:現場力の教科書

良くまとまっていて現場をとらえなおすのに良い本だと思ったのでシェア。

以下抜粋しながらうちの工房の改善点を。

  • 花王の2010年の経常利益が1200億円程度
  • 一方1986年以来TCRで削減したコストが年間100億×17年
  • 売上原価率が60%→40%に削減

→ 原価の目標・予実管理をするべし。その上で大胆な目標、長期的な目標を立てて地道にトライすべし

 

  • 経営戦略はポーターが提唱したポジショニング理論から90年代に入って資源ベースアプローチが注目を集めた
  • 資源を「有形資産」「無形資産」「組織のケイパビリティ」の3つに分ける
  • 「ポジショニング理論」と「資源ベースアプローチ」の二つの切り口を共存させることが大切。つまり戦略とオペレーションの整合性・一貫性

→ ともにはっきりと定義、共有する必要あり

 

  • 「現場力を測る5つのものさし」
    • コスト
    • 品質
    • スピード
    • サービス
    • 顧客満足:最終的な指標
  • これらのものさしを用いて継続的に測定する

→ 現場力の指標化、KPIへの組み込み

 

  • 行動習慣の四段階
    • ステップ0:意識も低く、能力も低い
    • ステップ1:意識はあるが能力は低い
    • ステップ2:意識すればできる
    • ステップ3:意識しなくてもできる = 組織の「くせ」
  • 多くの会社はステップ2でとまってしまう。そのうち意識が低下してステップ0へと逆戻りする
  • 改善は一過性のactivityではなく持続的な組織能力(capability)である

→ Production Managerに目標と行動を設定させて、現場と一体となって取り組んでもらう

 

  • 基本の徹底によってよみがえったサンドビック瀬峰工場
    • 基本とは5S
    • 自ら知恵を出して工夫すれば、着実に良くなることを肌で感じた現場
    • その後ジャストインタイム生産のコンセプトの導入でリードタイムの短縮、原価低減を進めた
  • 「平時の現場力」が大切。

→ 5Sをどの程度のレベルで実現するか真剣に検討する。基本ノートの実践。

 

  • サービス業のトライアングル
    • 真ん中に顧客
    • サービス戦略
      • サービスポリシー
      • ターゲット顧客
      • サービスレベル
      • 人作り(採用・教育・配置)
      • モチベーション・エンパワーメント
    • システム
      • 仕組み
      • マニュアル
  • 三つの要素の整合性が大切

→ CFのSE部分はサービス業。ポリシー、レベルの定義とシステム化を目指すべし。

 

  • ヤオコーでは値付けや発注、さらには利益管理や出退勤管理などの仕事までパート社員に任せたり、業績に応じて決算賞与を支給するなどの工夫をしている
  • 腐りやすい商品をメインにしている → 現場の当事者意識、判断力、行動力が大切になる

→ CFの商品は決して腐りやすくないが、CFで働く女性達は「クサ」りやすい。SEでの現場の権限委譲をすすめてみる? チームリーダーへの権限委譲も大切

 

  • 現場力を高める基本的なアプローチはスモールチームを作り問題解決に取り組むこと
  • スモールチーム同士が互いの知恵を競って現場力がアップする
  • スモールチームの目安は4〜8人。
    • ヤマトホールディングスでも8人一チームでセンター長一人というチームを構成するのが基本。ヤマトでは「少数になると精鋭になる」と考えている
  • 現場リーダーの役割の当事者意識・情熱を引き出すのが鍵。現場リーダーの役割は自律的に問題解決を出来る人材を育てること。
    • テッセイでは主任とはうっとうしい存在。「時にはうっとうしいと思われる存在になるかもしれない。鬼と呼ばれることもあるかもしれない。でも、そこを乗り越えないと一人前の人材は育たない」という覚悟がある

→ CFのチーム制を推し進めていくべき。リーダーの精神教育、チーム同士の競争、リーダーへのエンパワーメントはもっと徹底的に行うべき。

 

  • 「コマツウェイ」を徹底化するための工夫
    • 社長直属のコマツウェイ推進室、コマツウェイ研修センターの設置。普及・啓蒙活動、人材育成活動を担当。特に経営幹部に対する教育に力を入れる
    • 海外のトップ、および経営幹部を対象とした「トップマネジメントフォーラム」「グローバルマネジメントセミナー」において「コマツウェイ」の実践報告、提言が繰り返されている
    • 海外のミドルマネジャーを対象とした「コマツウェイ・リーダーシップ・ディベロプメント・プログラム」を各国で展開
  • それによりマネジメントの現地化を推進している

→ CFのバリューを定義するにあたって、まず活用場所・徹底方法をイメージすることが大切。評価システムにも組み込むべきだし、朝礼や暗記も行うべき。

 

  • ヤマトでは社員が生み出した満足をポイントで見える化している。満足BANK。
    • 自分が褒める:目標達成による自己評価
    • 仲間が褒める:同僚からの投票
    • お客様が褒める:お客様の声
    • 会社が褒める:全社で実施するキャンペーンの上位者
  • ポイントが一定値に到達するとポイントに応じた色のバッジが贈呈され、上位者は本社主催の表彰式で表彰
  • テッセイではよく褒めた人を褒めるために「ほっと・ぬくもり賞」があり、毎年6名程度(全体で700人程度)を表彰している。褒める文化を定着させるための努力が必要
→ 日本ですら褒め回数を増やす・見える化する必要がある。カンボジアではなおさら。表彰まで徹底して行うのが大切。みんながポジティブな目で現場を見るようになれば、日常の声かけにもつなげていけるはず。まずはスタッフから。

 

  • 部門の壁を乗り越えるためにはワンフロア化、壁の取り去りが大切。物理的な壁が心理に大きく影響する
→ 代表の執務室や2フロア化などはなんとしても防ぐべき。カンボジアの権威主義と徹底的に対抗する。
 
 
  • 現場力が高い = 「組織密度」が高い × 「組織熱量」が高い
    • 組織密度:一体感。イキイキ。人の対話を増やしてあげていく。健全な対立をどんどん行う。
    • 組織熱量:エネルギー。ワクワク。共通の夢・目標を掲げる。煽るためのシンプルな覚えやすい目標の導入
      • 日産リバイバルプラン(NRP) → 日産180(「販売台数100万台増加」「連結営業利益率8%」「有利子負債0」) → 日産パワー88 (2016年度までにグローバルシェアを8%に、売上高営業率を8%に)
  • チャレンジングな目標設定とそれを徹底的にわかりやすいシェア。
→ 覚えやすい数字、ワクワクする感じの名前が必要。チャレンジングな目標を一体感を持って追い求めるべし。
 
 
  • トヨタは日本のマザー工場を基点にして、世界三極のグローバル生産推進センターを設置。Trainer's Trainerとして日本人以外の人材が育っている。
    • タイ人のTrainer's Trainerがブラジル工場を指導するなど
→ 何とかしてトヨタの元Trainer's TrainerをCFに呼べないか検討する。タイ人の方など抵抗が低いのでは?海外指導経験がある方。
 
 
  • 現場力強化のための問題、問題解決の進捗の見える化は切り離せない
  • 問題解決のPDCA:Problem Finding(問題発見)→ Display (見える化)→ Clear(問題解決) → Acknowledge(確認)
  • イトーヨーカドーの見える化の例
    • 問題の見える化:フロアのレイアウト図に問題は赤シール、解決したら青シールで進捗管理にも私用。
    • 基準の見える化:標準作業の見える化、基準在庫の見える化、当日入ったパートが作業出来るレベル
    • バックヤードの見える化:整理整頓の2Sを徹底。デッドスペースを削減し、道具の置き場を見える化
    • 能力開発の見える化:星取り表的な話。作業スケジュールの効率化に繋がった
→ 現場に見える化を取り入れるためにオフィスからまず取り入れる。スタッフに授業を行う。検品基準や手洗いなどの標準作業の見える化に早急に取り組む。

 

  • 見える化の成果が上がらない3つの原因
    • 見える化そのものが目的化してしまう。問題解決の手段でありので、解決すべき問題や何をみせるかについての考察が浅い。
    • 一番大切な悪い情報・問題の兆候が見える化されていない。品質劣化を招きかねないトラブルや顧客を失いかねないクレームが見える化されることが大切。同時に見える化は犯人捜しではないという価値観の共有、実践が大切。
    • おもてなしの欠如。見づらい、見せすぎ、配慮がない。
  • 見える化は10年単位で取り組むべし 
→ 文化にしていくためにはチーム作り、実践の中での試行錯誤が大切。5年プランに入れ込む。
 
 
  • 強い現場を生み出すための7つの要素
    • 業務プロセス:業務プロセス、業務の標準化、役割分担やルールの明確化
    • 人:人材のスキル開発、能力開発、意欲向上
    • 場:問題を発見・解決しオペレーションを進化させる場
    • 組織:フラットでシンプルな組織設計。指揮命令系統、責任と権限の明確化
    • 業績評価:パフォーマンス評価、褒める仕組み、評価指標を決めた上での見える化
    • ICT:仕事の流れのスムーズ化や適切な評価のために必要
    • 共通の価値観:現場力こそ競争力の源泉であるという経営の意思と、独自のウェイの確立・浸透が継続的な取り組みを可能にする
→ このフレームワークに従って中期計画を整理する
 
 
  • 海外ではバリュードリブンとインセンティブのハイブリッドが求められる。仕事に対する思想や文化が違うため。
    • バリュードリブン:現場の改善の源泉を価値観や思想におく
    • インセンティブ:改善の源泉は(金銭面を主とした)インセンティブによって行う

→ どちらも機能すると思っていた方が良いのではないか?いずれにせよ現場の力を引き出すための画一的な方法論はないので、試行錯誤するしかない

 
 

その他豆知識

  • トヨタの現場ではPDCAサイクルを推し進め、PDCAAサイクルとなっている。最後のAはachievement(効果検証)。改善そのものの質を高める仕組みがある。
  • 5→20→100の法則。
    • 5%の志がある核人材に火をつけてテストを行う。
    • 20%の変革人材に広げていく。この段階が大切。
      • 20%が改善を推し進めれば現場で大きなうねりを作ることが出来る

2012年8月3日金曜日

ConnectしないDotも大切な人生の一部。あわてず自分の人生を選ぼうねっていう話。

「人生に何一つ無駄なことはないんですよね。」って昨日ある方におっしゃっていただきました。僕もそうだと、もしくはそうであって欲しいと思っています。 でもそれって、「無駄」なことは沢山あるけど、それも全部「必要」だとひっくるめて、次の人生を考えるのが大切なんじゃないかな、と。

今日は、もうすぐそういう節目を迎えそうな、そして過去にくよくよしがちな自分に送る話。

本気で打ち込んだものをconnecting dotsする話

それこそどんな職に就いていても、たとえばボランティアだとしても、本気でやりきったことは絶対後でつなげることが出来ます。

自分で先に予測して点をうつことは出来ないが、後を振り返ってその点をつなげることが出来る。これはスティーブジョブズが言うところのconnecting dotsという話。(詳しくはスタンフォードの卒業スピーチをご覧ください)

僕で言ったら、「日本でやったIT」というDotと「カンボジアの農村・出会った人たち」というDotはきっとつなげることが出来る。

でも振り返ってみても、19歳のときにあらかじめその点を先に打つことは出来なかった。たとえうったにしても、そのとき考えたであろうことよりも、絶対今の方が面白い。

 

別に本気じゃなくても意味はある

さて、たとえ本気でやれなかったとしても、ただただ辛かっただけだとしても、本人の中でムダにしなければムダには決してならないんです。 充電期間として自分のバネをためてたかもしれない。いや、もう二度とあんな思いはしたくないっていう暗黒期間として意味をもつかもしれない。

もちろん本気で何かに打ち込む方がdotsはつなぎやすいと思うんだけど、「本気さもなきゃ死」なんてこたーない。それって苦しくないかな、と。意味なんか結構どうでもつけられると思うんですよね。

 

たとえ意味なんか無くても必要だったんじゃないかな

でもまぁ、そんなに後でごちゃごちゃ考えて意味なんか思いつかなくても良いと思うんです。 今くよくよしない方がよっぽど大切。

「私はあのとき何年もあんなことをしてたから、出遅れた。もう何者にもなれない」 そんなことを考えていたら危険ですよ。

その期間がムダだったかどうかは、今のあなたが前を向けるかどうかにかかっているのかな、と。 自分が自分であれば、「何者」にもならなくて良いし、「何者」よりよっぽど素敵なんだよ、と。

 

節目できちんと落ち着いて考えれば良い

結局、日々の出会いや就職先なんて実際は選べないですよね。例えば鬱になるかどうかとか、仕事に空白ができるかどうかなんてこともあんまり自分では選べない。交通事故みたいなもんです。繋がらないDotとか面白い。

それよりも、自分が節目で色々考えて決めるときにきちんと考えるのは大切だと思います。キャリアドラフトという考え方に近いのでしょうか。その節目だなと思うときに、きちんとゆっくりと自分と家族の声を聞けているか?

やってはいけないのは、お金の声を聞きすぎる、同世代の誰かと比べる、沢山プライドを持ってしまう、などなど。

3年ごとかもしれないし、10年ごとかもしれない。きちんと考えたいときがきっと来ますよね。その時に自分の過去を振り返ってだめ出しするようなことがあれば、是非今日の話を思い出してください。

 

あっ、ゆっくり考えるには、ゆっくりした環境が必要です。だから皆さん、たまーにゆっくりして、カンボジアにでも遊びに来てくださいね! というオチで。

2012年7月2日月曜日

RespectとTraningの話

今朝はスタッフ全員に少しお話をしました。
respectとTrainingの話。

みんなをrespectしなくてはいけないよね? ってここまではみんな同意。
じゃああなたのrespectってどういう行動、態度ですか? って聞いてみると色々出てくる。その中からいくつか言葉を拾って

  • 悪い言葉を使わない。あなたを傷つけるから
  • 相手の話を聴く。聴くっていうことが難しいことだと理解する
  • まず肩書きが上の方が態度を変えて相手の話を聴く。相手が恐れているといけないから

という話。スタッフからイイ言葉が色々出てくるので進めやすいです!

そしてTrainingの話。

  • 部下を育てるといつか自分がクビになるんじゃないかと恐れて育てないという恐れを取り除く。
  • 育てない人は育たない。
  • (カンボジア人が大好きな)研修で育つのは10%だけ。日常業務で60%の成長があるんだよ
  • 部下をrespectすれば自然にTraining出来るよ。だからホントは同じ話だよ。

という最近読んだ本のお話も織り交ぜて話しました。

伝わったかなー 伝わるまで何度も話さないとなぁ。

 

(追記)※ちなみに最近読んでて色々参考になるのはこの本です。

2012年6月4日月曜日

「偉い人になれなくても社会で役に立つ人になろう」チャンレイの決意

かものはしでコミュニティファクトリーのガイドとして働き始めたばかりのチャンレイ。彼女の日本語学校の卒業式に、つい先日参加してきました。僕は嬉しくて、なんだか父兄にでもなったつもりで、沢山写真とムービーを撮ってしまいました。

特に感動したのは、仕事と勉強の両立で苦しんだチャンレイがなんと成績優秀者としてスピーチしたこと、そしてスピーチの中でカンボジアへ貢献する思いを語ったこと、最後のハナミズキの合唱。

大変素晴らしい卒業式で、思わずジーンと来てしまいました。そんなチャンレイはこれからコミュニティファクトリーのガイドとして、日本人のお客様をご案内することになります。

彼女が一刻も早く一人前のガイド、スタッフとなれるように一緒に頑張って行きたいと思います。今日はそんな彼女の頑張りを紹介したいと思います。
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左から山本校長、チャンレイ、青木


二度の涙

昨年の12月、チャンレイは日本語学校に在籍している途中で、かものはしプロジェクトの人材募集に応募し、沢山の候補者の中から選ばれました。選考を担当したスタッフはチャンレイの頭が良く真面目なところに惹かれて採用を決めた、と教えてくれました。

しかし、それからの数ヶ月は簡単な道のりではありませんでした。

元々日本語学校を辞めてかものはしで勤務するという条件で採用になった彼女、実は勉強も仕事も続けたい、と思っていたのです。

親は仕事を勧めてくる、学校は卒業まで日本語学習を続けることを勧めてくる、かものはしには働くと約束してしまった。。。でも、自分は勉強を続けて日本語をもっと上手に話せるようになりたい。

そんないくつもの思いに板挟みになり、身動きがとれなくなってしまいました。その悩みを相談されながら、彼女が本当に日本語を勉強したがっていること、みんなと一緒に卒業したいと思っていること、でもかものはしにも迷惑をかけたくなく本当に悩んでいることを知りました。彼女の涙からそれが伝わってきました。

そこでかものはしとしても、彼女の希望どおり勉強を何とか続けて欲しいと感じ、仕事の時間を調整し学校にも通えるようにしました。担任をされていた柳沼先生とも相談し、変則的に登校する特例を設けて頂きました。何とか勉強と仕事を両立して続けていこう、と約束したその2週間後、また次の事件が起きたのです。

チャンレイから、突然「仕事を辞めなくてはいけません」と相談があったのです。泣きながら話す彼女が言ったことは「勉強も大変だし、仕事も大変だ。どちらも中途半端になってしまっているのではないかと恐くなる。かものはしにも迷惑をかけたくないので、辞めさせて欲しい。」ということでした。

確かに2週間とはいえ、毎日朝から15時まで日本語をみっちり勉強し、日によっては夜11時頃までかものはしのお店で働いていた彼女。僕も、彼女が大変そうにしていたのは知っていましたが、そこまで追い詰められていることに気づいていませんでした。

僕の方からは「今は観光客も多くないので、少し勉強を多めにして、沢山学んで欲しい。きちんと卒業したら、そこから頑張ってかものはしのために働いて欲しい」と伝えました。また、再度山本学校の柳沼先生と相談し、調整することにしたのです。

それから2ヶ月ほど、チャンレイは仕事をどんどんと覚えながらも、日本語学校に通い続けました。そしてついには、成績優秀者として卒業することになりました。彼女が卒業式への招待状を僕のところに持ってきてくれたとき、なんだか自分のことのように嬉しかったのを覚えています。
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飲み会にてかものはしスタッフとチャンレイ


頑張り続けられたのは日本語が好きだっただから

チャンレイの生まれはシェムリアップ近郊の村。地元のチェイ小学校に通いました。その小学校には日本語教育を行っている方が在籍されており、チャンレイも小学校で3年間日本語を勉強しました。元々根が真面目で飲み込みの早い彼女は、そこで得た日本語の知識をムダにするまいと、高校を卒業した後、改めて山本日本語学校に入学し、1年間徹底的に勉強することになったのです。

山本日本語学校は1996年に開校し、それ以来熱心に日本語教育を行われ、毎年卒業生を送り出している素晴らしい学校です。卒業生はガイドになったり、ホテルで働いたり、日本語を使う会社で働いたりと様々です。授業は毎日朝から15時までみっちりあり、中には旅行会社での実習なども含まれています。
※詳しくはアンコールワットのツアー|カンボジア旅行サイト|カンボジアの見所 をご覧ください

彼女は、元々日本語を習っていたとはいえ、いままでに受けたことのない難しい授業も、きちんと予習・復習をして乗り越えました。

家が近く、小さな頃から彼女を知っている、かものはしのスタッフのオンは彼女は本当に小さな頃から真面目に勉強していたと言います。かものはしに応募する前にも、成績優秀者として日本の富山県に研修にいくほどでした。
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入善町で高校生に踊りを教えるチャンレイ(入善町広報誌より)


彼女に「何故そんなに日本語の勉強を頑張るのか?」と聞いたことがあります。
彼女は「もちろん仕事をして家族にお返しをするため。でもそれ以上に日本語を学ぶのが好きなんです」と語ってくれました。


「偉い人になれなくても社会で役に立つ人になろう」

そして2012年5月27日、とうとう卒業式を迎えました。ホテルの三階の大きな会場で行われた卒業式には地元の教育局の方から、カンボジア人の国会議員の方まで参列される大規模なものでした。生徒の数も多く、会場は熱気に包まれていました。山本校長先生の挨拶の後、来賓の方が挨拶され、いよいよ卒業生のスピーチになりました。

彼女のスピーチの映像を載せました。8分と長いのですがもし良かったらご覧ください。

※左側がチャンレイ。二人一組でのスピーチでした。

スピーチの中で彼女が話していた決意。それは今まで受けてきた親切を忘れずに、偉い人になれなくても、社会で役に立つ人になろうという言葉でした。本気で学んできた彼女が発したその言葉に、僕は鳥肌が立ちました。

彼女が行うコミュニティファクトリーのガイドという仕事。それは、ファクトリーで働く村の女性達をより輝かせる仕事です。ファクトリーにいらして頂いたお客様が、農村に出会い、かものはしを理解し、彼女たちに出会いその魅力に気づく、そんな体験を手助けする仕事です。そしてそれは、農村で貧困に苦しむ女性達の自立を助けるという社会に役立つ仕事なのです。

そう決意したチャンレイの思いに答えられるような組織にしたい。そして彼女自身が大きく成長し、思いを果たせるようにしたい。そのためにもコミュニティファクトリーに来て頂ける方を増やして、彼女のスキルをどんどん伸ばしてあげたい、と僕自身も決意を新たにしました。

是非皆さんも、チャンレイに会いにコミュニティファクトリーにいらしてください。そしてもし何か気になるところがあれば是非教えてください。皆さんの気づきが、チャンレイを成長させます。そしてコミュニティファクトリーで働く村の女性達をより輝かせるのです。

コミュニティファクトリーでお待ちしています。
→ コミュニティファクトリー訪問のお申し込みはこちらから
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ファクトリーで働く女性たちとチャンレイ

2012年5月28日月曜日

社会的課題を事業で解決したい起業予定の人、既にはじめちゃったけど、っていう人は必見

社会起業を考えている人向け、そして東北での支援のために起業を考えている人たちに朗報です。

特に前者は僕達も2003年に参加した社会起業塾がどんどんスケールアップしているようです。いざ起業してみた・する寸前だというスタートアップの人は是非申し込みを検討してみてください。

メンタリングプロセスを通じて、人生を変える、事業を形作る出会いがあります。

僕個人にとっても、かものはし全体にとってもかけがえのない出会いがたくさんありました。

そしてお互いを刺激し合うライバルの存在。いまでも社会起業塾の同期の彼らの活躍が僕を奮い立たせてくれます。

ということで本当にお勧め。是非。

 

 

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【1】社会起業塾イニシアティブ2012 参加団体募集
                      http://www.etic.or.jp/svip/
   社会システムの変革に挑む、若き起業家のコミュニティ
   今年は1次選考で約20組を選抜。短期集中プログラムを経て9組を決定!
    ◇対象:社会的課題を事業で解決したいスタートアップの起業家
    ◇締切:2012年6月6日(水)13:00迄

【2】「みちのく起業」-東北からはじまる、新たな起業を応援します-
                http://www.michinokushigoto.jp/kigyo/
   起業支援金250万円で東北での起業を1年間で50件応援。
   地域の「メンター」からのサポートやノウハウ共有のための集合研修、
    ◇対象:東日本大震災の被災地で事業の立ち上げを予定個人または法人
    ◇締切:2012年6月7日(木)

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                   主催:NPO法人ETIC.(エティック)

NPO法人ETIC.では2012年度の事業として、
二つのプログラムで、起業予定の方、すでに事業取り組まれている方の
発展に対して、応募を実施しております。

ETIC.は社会の課題をビジネス的手法を用いて解決する
「社会起業」という言葉がまだ一般的ではなかった時代から、
「社会システムを変革する」という高い志とイノベーションを起こす
可能性を持った若手起業家のサポートを行ってまいりました。

その中核を担ってきたプログラム「社会起業塾」は、2002年からスタート。
これまでの10年間に参加した若手起業家47名はそれぞれの分野で活躍し、
第一線で活躍している仲間たちも多くいます。

また、2010年、2011年と内閣府地域社会雇用創造事業の一環として、
「ソーシャルベンチャー・スタートアップマーケット」という名前で
95名の起業家のスタートアップをサポートをいたしました。

今年は新たに、2011年3月11日、東日本大震災という、未曾有の社会課題を
抱えた日本において、被災地で起業をし復興に寄与する起業家の支援を
「みちのく起業」という名称にて、現地のネットワークや、支援金等で
サポートを実施いたします。

課題先進国と言われて久しく、閉塞感が漂う今の日本を活力ある、
元気な国に変えて行くために、私たちETIC.は、課題の大きさにひるむことなく、
その克服を常に目指した起業家精神に溢れた社会作りを目指しています。

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【1】社会起業塾イニシアティブ2012 参加団体募集
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              http://www.etic.or.jp/svip/recruitment.html
▼対象事業
 ・社会的課題の解決を目的に行われる事業。
  事業実施主体の法人化の有無および形態は問いません。
 ・量(優れたモデル性による影響の拡大など)あるいは質的に卓越した
  社会的インパクトの創出(政策や社会システムの変革など)を志向する事業。

▼対象組織
 ・代表者をはじめ、活動の中心メンバーが35歳以下程度であること。
 ・顧客/当事者に対してサービスやプログラムを提供した実績があるなど、
  すでに事業や活動を開始していること。

▼社会起業塾の特徴 / 提供する機会・サポート
                http://www.etic.or.jp/svip/detail.html
 ・バーチャル・ボード・ミーティング(仮想理事会/取締役会)
  先輩経営者たちとの徹底議論で、事業戦略を練り上げる経営課題の
  解決策について集中的に議論します
 ・マイルストーン・ミーティング
  2カ月に1度、参加者やOBOG、メンターが一堂に会し、計画を徹底的に見直す
 ・パートナー・ダイアログをはじめとする連携や協働提案の機会
 ・コーディネーターによるサポート

▼応募について(締切:6月6日(水))
 ・社会起業塾イニシアティブ2012応募については、下記のURLより、
  プレエントリーを行っていただき、応募書類をダウンロードしてください。
  http://www.etic.or.jp/svip/recruitment.html

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【2】みちのく起業 第1期ファンド
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           http://www.michinokushigoto.jp/kigyo/index.html
▼対象組織
 ・東日本大震災の被災地で新規創業や新規事業の立ち上げを予定している
  個人または、既存法人代表者
 ・起業支援期間終了時点(2013/3/31)までに、下記のいずれかを目指すこと
  (1)個人の新規創業として申請した場合に、申請事業を実施する法人または
    個人事業等の創業
  (2)既存の法人の新規事業として申請した場合に、申請事業に関する
    定款変更等の新規事業化
 ・選考期間中の面談・選考会や、支援期間中に開催される集合研修、
  最終報告会に、応募者もしくは申請する事業の中心メンバーが参加すること

▼提供する機会・サポート内容l
 ・事業を軌道にのせる支援金250万円
 ・地域・課題分野に精通した「メンター」との定期的ミーティング
 ・起業家同士との集合研修
 ・被災地内外のネットワーク
          http://www.michinokushigoto.jp/kigyo/program.htm

▼応募について(6月7日(木))
 ・応募条件・応募方法・エントリーシートについての詳細はこちら
  http://michinokushigoto.jp/kigyo/entry.html

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【お問合せ先】特定非営利活動法人 ETIC.(エティック)
       〒150-0041 東京都渋谷区神南1-5-7 APPLE OHMIビル4階
       TEL:03-5784-2115 / FAX:03-5784-2116

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2012年5月21日月曜日

引っ越してほぼ一年立つオフィスにやっと看板をつけました!

タイトルが全てなのですが、昨年の7月から使っているオフィスに、やっと看板を設置しました。

これまで、オフィスの場所がわかりづらい、通り過ぎた、という声を沢山頂きました。。。すみません。

今回も、生駒さんにデザインを手伝って頂き、大変スタイリッシュな看板に仕上がりました!この場を借りて御礼申し上げます。いつもいつも本当にありがとうございます。あ、生駒さんは、前からかものはしで働いていた平田くんと新しい会社を立ち上げたのですよ。良かったらそちらも是非ご覧くださいませ。 → サイ株式会社 (と思ったらまだ工事中ですね)

R0027716

ファクトリーの様子、訓練の様子が沢山うつっています。

R0027717

こうみると少し小さいかもなので、表にも看板たてようかな。

 

2012年5月19日土曜日

カンボジアインターン、清水の半年間の戦い。

2011年の9月から2012年の3月まで、清水さんというインターンがカンボジアオフィスにて大活躍してくれました。清水さんが貢献してくれたことは非常に大きく、今後のコミュニティファクトリーを運営していく上で欠かせない仕組みがいくつも出来ました。彼女の活動を振り返りつつ、カンボジアオフィス一同、この場を借りて感謝したいとおもいます。

思えば、本告さんという上の年代のプロフェッショナルに支えられたことに続いて、前回の石川さんや今回の清水さんは同年代の助っ人に支えてもらっています。有難いことです。

 

仕事への情熱

「なんでやるって言ったことが出来ないの!」

オフィスに清水の声が響いた。凍り付くスタッフ。一瞬の沈黙の後、清水がスタッフを丁寧に一つ一つ確認し指導をしていく。

清水がカンボジアオフィスに来てから2ヶ月ほどたった2011年11月、ようやく仕事になれ、まさに担当しているプロジェクトを加速していこう、そんなおりだった。日本人が考える仕事のスピードやクオリティ、約束の意味、どうしてもカンボジア人とはズレが出てしまうことが多い。郷に入っては郷に従えとは言うものの、完全に郷に入ってしまうと日本人が来ている意味がない。どうにかそこに折り合いをつけてやっていくことは口で言うほど簡単ではない。清水が熱くなってスタッフとぶつかる姿は日常茶飯事となっていた。

清水は日本の大手企業で3年ほど営業職を勤めた後、マレーシアでの日本語教師経験、シドニーでの大学院を経てかものはしプロジェクトのカンボジアオフィスにやってきた。Skypeでの面接でしか会えていなかった僕にとって、カンボジアで最初にあったときの第一印象は

「なんか厳しそう。凄い細いけど体は大丈夫だろうか。仕事はできるんだろうか?」

という感じだった、ような気がする。

仕事を色々任せてみるものの最初は、上司としての僕の活用方法や、スタッフへの仕事の頼み方、とりわけカンボジア人スタッフの英語がわからず大変苦労していた。しかし、仕事や環境に慣れるにつれて徐々に彼女の本性を思い知ることになる。(こんな事書くと怒られそう。)

彼女のコミュニティファクトリーに来る女性達や、仕事に対する強い情熱が至る所で発揮されてきたのだ。

例えば、農村でもう暗くなっているにもかかわらず、ファクトリーに通う女性に何か問題があると聞けばスタッフみんなを連れて農村に突撃する。スタッフがやると言ったことをやらなければ本気で怒る。カンボジア人スタッフとの議論がヒートアップし、気持ちが伝わらないと本気で落ち込む。時には涙も。。いや、良く泣いていたような気が。

そんな彼女の情熱・行動力・思い、がスタッフにも伝わり、信頼を勝ち得るまでにはあまり時間がかからなかった。

 

成し遂げたいくつもの改革

カンボジア人の英語にも慣れたようで、水を得た魚のように活き活きと仕事をしていた清水。口癖のように

「青木さん、最近仕事が楽しくてしょうがないんです。ちょっと前までは帰ろうか、と思っていたのに。。」

と繰り返していた。満を持して様々な部門のスタッフとチームになって様々な改革に乗り出した。彼女が手がけたプロジェクトはとてもここで全部を紹介することは出来ないくらい多岐にわたっていた。

その中でも一番力を入れていたのがソーシャルエンパワーメント部門の改善。特に家庭訪問やカウンセリングの実施だ。

コミュニティファクトリーが単なる工場と違う大きな特徴。それはソーシャルエンパワーメント部門の存在。事情があって工場に通えなくなった女性の支援や、工場の活動や課外活動を通して彼女たちの生きる力を育むのがその役割だ。小学校を途中で辞めた女性も多い中で、毎日同じ場所に通うというだけでも大変なのだ。家庭の問題、急に決まる出稼ぎ、悪い男にひっかかる、借金の問題、病気の問題、様々な問題が日々彼女たちを苦しめている。

そんな彼女たちの問題を親身になって聞いてあげること、そして可能な限り一緒に問題解決をしていくこと、そのためには家庭訪問やカウンセリングが欠かせない。しかし、80人もの女性達が地域全体から通ってきている中では、家庭訪問だけでも大変。少しずつ伸ばし伸ばしになってしまったり、訪問したことをきちんとレポートにまとめたりということが出来ていなかったのだ。

そこで清水は数多くの家庭訪問に同行するだけではなく、家庭訪問を行う仕組みや、スタッフのトレーニングを行って状況を改善しようと考えた。どういう時に家庭訪問にいくのか、家庭訪問では何を聞かなくてはいけないのか、いつレポートを書くのか、レポートをどう共有するのか。農村出身のスタッフにとってはどれ一つ簡単な事ではなく、最初はなかなかうまくいかなかった。そんな中、コミュニティファクトリーを辞めていく女性達もいたのだ。その知らせを聞くたび、清水は動揺し、悲しみ、怒り、時には涙を流していた。

そんな清水の思いが通じ始めたのは2012年の1月〜2月にかけてだっただろうか。週の最初に決めた家庭訪問の予定をきちんと消化し、レポートも100%実施されるようになってきたのだ。清水によるチェックリストからフォーマット作り、管理帳票作りという準備。それに加えて、さんざんスタッフをトレーニングし、家庭訪問に同行し、スタッフがレポートを書くのを促し、支援し、時にせっつき回した効果が表れたのだ。スタッフも自信を持ち、スタッフ自身で業務を回すことが出来るようになった。改善が実った瞬間である。

それ以外にも、チームリーダー制度の改善・チームリーダートレーニング、働く女性の評価システムの改善・実施、生産管理の改善など時に悪戦苦闘しながらも様々な事を成し遂げてくれた。

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Annual Partyにて、共に農村を駆け回ったソーシャルエンパワーメント部門のスタッフと清水。

 

わかれの時

半年は長いようであっという間にすぎてしまった。スタッフとの信頼関係も築き、その他にも沢山の友達が出来、日々を送っていた清水とも別れの時が来た。清水を日本に送るときの飲み会でスタッフが泣き出したのは印象深かった。それほどスタッフと共に時間を過ごし、共に戦ってきたのだ。コミュニティファクトリーにおいても、最後の出勤日では、村の女性達に抱きつかれたり、プレゼントをもらったりと彼女たちにとっても大きな存在だったことを改めて感じた。
 
ほぼ唯一の駐在員である僕にとっても清水は大きな存在だった。実は同年齢の清水と僕は、仕事をする中で沢山の時間を過ごし、志や夢を語りあい、互いに励まし合った。シェムリアップの友達と一緒に時にバカ騒ぎをしたりもした。スタッフへの丁寧な指導、細かい部分までやり遂げる実行力、僕自身も沢山のことを彼女から学ぶ事が出来た。
 
清水にとっても、途上国で仕事をすることの本当の大変さや、逆にそこにあるおもしろさを感じた6ヶ月間だったのではないだろうか。「大変」という言葉では片付けられない様々なジレンマや葛藤、理不尽な出来事、日々めまぐるしく状況が変わる様子は経験してみて始めてわかるものだ。体調を崩し2回も病院にお世話になりながらも、最後まであきらめずに仕事に取り組んだ。彼女が夢に描いていた国際協力に向けて一歩を踏み出したからこそ得られた経験。今後、かものはしを卒業し、どこにいても彼女にとって、そして彼女が一緒に仕事をする途上国の人たちにとって有意義なものであることを願っている。
 
 
本当に沢山のものを残してくれた清水さん、次の場所でも活躍するよう応援しています。本当にありがとうございました!
 
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清水の壮行会にて
 
PB044425
オフィスにて

2012年5月3日木曜日

4月ランニングメモ

4月は中盤で体をこわし、壮絶に失敗。4月真ん中から今まで走ってません。そろそろ再開したいな。

整体の方と、他のアドバイスをくれた方を総合すると

  • ストレッチ不足:膝、足首の関節が硬いままはしると、腰に負担が負担がかかる。
  • ルームランナーはあまり良くない:結局体に負担がかかる

ということで対策としては

  • 急に長い距離を走りまくらない
  • ストレッチ重視
  • たまには外を走る

ということでしょうか。

Kentaf4 rubitrack  Workout Summary 1

創業者と被雇用者の文化ギャップ

最近流行のノーマッドとか、起業論ではないのですが、最近感じる事があったので。

大きく分けて、楽観度・自由度、自己評価、当事者意識、ミッションへの理解度、あたりで違いを感じた。

※正確に言うと、お互い、30歳ごろで、起業しか経験していない人(自分)と、5,6年大企業で働いていた人の違いという意味。

10年前にかものはしプロジェクトを学生同士で起業し、僕自身は特に大きな企業に属することも無く今まで過ごしてきた。最近、今になって大企業で働いている / いた友人と話したり、カンボジアに来て雇われNGOスタッフであるうちのスタッフと話していると、色々違いを感じることが多い。その文化ギャップを記してみる。

起業したから良いとか悪いとかじゃなくて、お互いのことが良くわかると一緒に働きやすい、という趣旨です。なお、過度の一般化をしているので注意。

楽観度・自由度の違い

話していて驚く事の一つは、自分の業務の範囲、そして今後のプラン・今できていないことに対する楽観度の違いだ。ルールは自分たちで作るものだと思っている僕達に対して、ルールは与えられるもので変更できないと考える人が多いことに驚いた。課題と与件の切り分けというか。

  • 起業経験からくる癖:最初は何も無かったわけで、給料も0円、3万円というところから始まった。全部ちょっとずつみんなの協力でできあがってきた過程を知っている。そのため、今できないことがたくさんあるのが当たり前で、それを頑張って目指す事が当たり前という価値観がある。特にうちの団体は夢見がちなので、今できないことを目標にするのは当たり前である。
  • カンボジア / 日本の大企業からきたっぽい癖:様々なルールはあらかじめ整備されているので、まずルールを理解してその中で動くことが大切。賢いとはルール(明文化されたものに限らず)をまず理解し、運用することである。前年の実績、先輩の作った道があるので、それにのっていくことが効率が良い。

起業した人にとっては実績とかルールとは自分で全部作るものだし、それが正しいと思っているので、ときとして

  • なんでも課題だと思って解決しようとする
  • ルールを作るとき、改訂するときもそもそも論から考えるため効率が悪い(大切なことだけど)
  • 既存のルールを軽視・無視する。ルールを守りきれないことになれているため。
  • 前年度実績とか無いので効率が悪い

という問題があったりする。

自己評価の違い

これは特にカンボジア人との間で感じる事。日本人の異常な自己評価の低さに対して、カンボジア人の自己評価が異常に高いことがある。本心の評価というよりも、少なくとも他人に見せる評価という意味で。名目GDPと実質GDPではないが、あまり乖離はしないに越したことはない。

低すぎると自信を無くすし、そもそも幸せでなくなる。高すぎると間違いが認められず改善出来なくなる。

  • 自分:自分が出来ないことが沢山あるということをこの10年嫌と言うほど思い知ったので、自分の問題点を隠すことはあまり無い。ただベース自分の事が好きなので、ちょっとゆがんでいる可能性高い。
  • カンボジア人:大学出身で英語をしゃべれるスタッフはしばしば過剰な自信を持つことが。そして農村の人を見下すことも多い。その優越感も一つのモチベーションなわけで、一概に否定できないんだけど。ただ、自己評価全部「優」みたいのは、日本人マネジャーには嫌われます。これ豆な。
  • 一部の 大企業から来た人:失点主義だったことが災いして、ミスを認められない、もしくはミスするようなチャレンジが出来ない。無難な自己評価を好む。

当事者意識の違い

上記の違いの原因の一つとして責任意識の違いということもある。

起業した方からすると、プロジェクトがうまく行かないのも企業がつぶれるのも全部自己責任という気がするが、雇われた方にすれば、他にいくらでも文句のつけようもある。ただやはり自分がまかされた部分には当事者意識と責任感を持ってもらうように環境を整えていく必要があります。これは経営者・マネジャーの責任。

他責NGOじゃなくて、他責NGにしたいですね。

ミッションへの理解度の違い

  • 自分:実現したい世界は何で、そのためのうちの団体のミッションは何で、どう人に伝えるかということをずっと考えてきた。だから逆に、自分がわかってるほど、スタッフがミッションについてわかってると勘違いしがち。(何をするのかだけでなく、何をしないのか、も含めて)
  • 大企業から来た人:ミッションは往々にして単なるお題目であることが多い。そのため、ミッションと自分の仕事のつながりも意識できず、社会に貢献していることが実感できない。

この辺は理念経営を掲げたり、それをてこに大企業再生をする人なんかが逆に一番得意なところかもしれない。小さな団体の創業メンバーなどは、逆にミッションを隅から隅まで浸透させることの必要性がわかっていなかったり、その時間をとれなかったりするので。自戒も込めて。

もっと細かい話しもあるのですが、マインド面での様々な違いがあって面白いなぁと改めて思った次第。

なお、当たり前ですが、キャリア差より個人差の方が大きいです。そして、本件は因果関係を示すものではないので、そもそも違うから起業したっていう話もあります。念のため。

P5030195

文化の違いなんて乗り越えられるよね。の図。

2012年4月15日日曜日

人を育てるという信念

クメールニューイヤー明けにマネジャー評価があるので、今はその準備の真っ最中です。

部門ごとに求められるAttitudeのCriteriaがあるので、その設問にそって、評価を書き込み具体的なコメントを入れていきます。

前にプロボノをしてもらった石川さんに教えて頂いたのは、出来るだけ具体的なフィードバックを入れてあげるということ。具体的な事件や行動、数字を引き合いに出してフィードバックしてあげないと、評価への納得感も生まれませんし、カイゼンも見込めません。

ただそれって時間がかかるんですよね。当然時間をかけなきゃいけないんですが。。

そしてその後にする面談も気を遣います。というか消耗します。日本人特有なのかどうかワカラナイのですが、結構厳しめに評価するので、総合評価が5段階中3段階目とかいうことはざらにあります。そうすると現段階ではその評価が給料と連動していないにもかかわらず、そしてフィードバックの内容にかかわらず、納得出来ない!と防衛反応を示されてしまいます。(まぁこれは世界共通ですよね。多分。)

特に僕は性格的に「その場が丸く収まらない」という状況が大変苦手なため、相手の感情に逆らってでもコメントをするということが大変苦手です。※エニアグラムで言う「平和を愛する人」でございますので。

だからこそ、まず

「同じ事を何度でも言い続けたり、具体的にFBしてあげることでその時は辛くても本人のためになるんだ」という信念を持つこと

そして、

  • いつかわかって貰える、わかって貰うために出来るだけ良いフィードバックをしてあげようという信じる心、優しさ
  • 最終的に、フィードバックを受け入れて成長しようと思わない人は、うちの文化にはあわないんだと切り捨てる冷徹さ

が大切なんだとしみじみ感じます。

また、これだけDeepなフィードバックをするのは今回が2回目なのですが、嬉しいことに前回のフィードバックを活かして仕事の仕方が変わったマネジャーもいます。そしてその精神的な葛藤やら、この苦労を通して自分自身が成長していることを感じます。

村の女性達に対してどんどん成長してもらうためにこの事業をやっています。マネジャー達が成長を厭うようであればその姿勢はかならず村の女性に伝わります。僕自身もそうですが、お互い耳の痛いことを言い合い、改善を助け合っていく、そんな組織にしたいです。

ということで一人目のフィードバックを書いたら1時間半かかって、これから何人分もあると思うとめげそうになったので自分を励ますために(そして少し現実逃避するために)ブログを書いてみました。

2012年4月1日日曜日

ランニングメモ:3月計は59.2km

Kentaf4 rubitrack  Workout Summary

4月の目標

100km

4月の課題

  • 靴が合わない
  • クメール正月はシェムリアップにいない可能性がある
  • 仕事が忙しめ

頑張ろう。

2012年3月24日土曜日

Macに切り替えたばかりの人が生産性を上げるためのまとめ

備忘録としてまとめておきます。

※書いているうちにMacに対する愛を再認識しました。かわいいよ、Mac。

僕が今使っている環境は2011年に出たMacbook Airの13inchでOSはlionです。

この Mac について

 

コンテンツは下記の感じです。

  • 最低限の設定と準備
  • キーボードショートカット
  • ファイル共有・プリンタ共有
  • 有名ソフトの代替・お勧めソフト
  • Officeをどうするか
  • Macならではの機能・本当に細かいTIPS
  • 困ったとき・メンテナンス・バックアップ

 

最低限の設定と準備

  • ソフトウェアアップデートを常に行ってOSを最新の状態にしておく。画面左上リンゴマーク()→ソフトウェアアップデート
  • システム環境設定→キーボード→キーボードショートカット からフルキーボードアクセスを、すべてのコントロールに切り替え
    full keyboard access
  • システム環境設定→キーボードから「F1,F2などのすべてのキーを標準のファンクションキーとして使用」にチェックが入ってるか確認
    キーボード
  • OSがlionである場合、システム環境設定→トラックパッド→スクロールの方向:ナチュラルにチェック。(2日で慣れます)
    Trackpad Natual
  • アカウントにはパスワードを設定。このあたりはシステム環境設定→セキュリティとプライバシーあたりでできます
    ただ、使い方にもよりますけど、わざわざ画面ロックなどはしなくても良いかな、と。このあたりは個人の判断で。他のセキュリティ設定は、僕は下記のように。
    • アカウントにはパスワードを設定。スリープ復帰時のパスワード入力は切っています
    • Fire vaultはOFF
    • ファイアウォールはON
    • ウィルス駆除ソフトは入れていません (とかネット上で公言して良いんだろうか。。)

     

キーボードショートカット

準備

最初に大切なのは下記の修飾キーを覚えることと、日々使うことですよね。マウスを使ったら負け、みたいなノリで。

Mac 修飾キー

重要なショートカットは覚える

Macでの作業効率アップ!初心者が覚えておくべきMacショートカット42個 * 男子ハック

読んでおけば良いと思います。Windowsと共通するモノも多いのである程度すぐに覚えられると思います。有用だけどWindowsと違うので戸惑いやすいのは

  • ファイルを開く:Command + O
  • アプリの強制終了:Command + Alt + Esc
  • ファインダーの中でのフォルダ移動:Command+矢印キー

あたりでしょうか。

そのたMacに組み込まれたショートカットの調整など

システム環境設定→キーボード→キーボードショートカット

からいろいろと調整することも出来ます。

 

 

ファイル共有・プリンタ共有

ファイル共有

これも書き出すと長くなるので要点だけ。

  • Mac同士
    • lion同士→AirDrop
    • その他→共有フォルダ
  • Mac→Win
    • ファインダー→移動→サーバーへ接続(Command + K)で、WindowsのPC名を入れる
    • その時、Windowsで¥¥hogehogeと接続している場合は、smb://hogehogeと入力する
      サーバへ接続
  • その他
    • Dropbox使う
    • VMWare内のWindowsからファイルを見に行く

プリンタ共有

Windowsに繋がったプリンタを簡単に共有できないのがMacの辛いところ。ポイントとしては

  1. Mac用のプリンタドライバを各社のWebなどで見つけてインストールしておく
  2. システム環境設定→プリントとスキャン→+ボタンでプリンタの追加
    プリントとスキャン
  3. (ここからネットワーク状況や設定によりそうだけど)上のツールバーのところで右クリック→ツールバーをカスタマイズ→詳細を追加
    AddPrinter
  4. 詳細タブのなかで、種類、URL、ドライバを設定
    プリンタの追加 2
  5. この後プリントしてみて認証の問題などでプリントうまくできない場合は、プリンタの共有がONになっているのを確認してからhttp://localhost:631/にアクセスして、IDとPassを頑張って入れる。詳しい説明は割愛。

 

 

有名ソフトの代替・お勧めソフト

最近やたらとこういう記事が上がっているのでそちらを参照されると良いかと。例えば

Mac おすすめソフト・アプリ集 - NAVER まとめ

とかもそうですし。僕のお気に入りを標準ソフトも含めて書いておきます。書き出してみると結構お金使ってますね。。。

新規のアプリケーションの情報として下記を定期的に見ています。下三つはRSSですが。

 

Officeをどうするか

仕事で一番ぶち当たる、MS Officeをどうするかということについて前に少し悩んでいました。

というのも仕事柄WordとExcelを毎日使います。しかしMac用のオフィスは使っていません。このMacbook Airの前に使っていたMacbook 黒(Late2006)の時の印象が最悪に悪いためです。とにかくもっさりしてたし、見た目やフォントの互換性が薄かった。新しいMacbook AirでOffice2011は試してないのでフェアな評価じゃないのかもしれませんが、今はVMWareの中にWindows 7を入れてその中のOffice2010を使って作業しています。

MacのFinderのOfficeファイルをダブルクリックすれば自動的にWindowsに画面が切り替わって立ち上がるので特にストレスはないです。

ただ、最近のバージョンではマシになってきたものの(使ってないときは節約してくれている??)、メモリが沢山ないときついかもしれません。(3GB以上?)そのあたりは自分に合うモノを使うのが良いとは思いますが。ということで下記を勘案してWindowsを使ってますよという話でした。

  • WindowsのOfficeへの慣れが強かったこと
  • オフィス内でのその他のMacユーザーの比率→四面楚歌
  • メモリ4GBで、SSDのモデルにしたこと

仮想化環境はVMWare FusionだけでなくParallels Desktopなどもあるようですが、比較はしてません。VMWareは最新のものはかなり快適に動きます。

 

Macならではの機能・本当に細かいTIPS

これを上げるとキリがないですが、下記のものを使えると便利です。基本ですけど。

  • 基本
    • Mission Control
    • 標準ソフトのプレビューなどでもトリミング、画像の回転が出来る
    • Spot lightでアプリの立ち上げなども簡単。使ってないけど。
    • Quicklookはきちんと使おう
  • Windowsと違うので戸惑いやすいところ
    • ファイルを選んでENTERを押すと名前の変更になるところ。Command + OかCommand + 下矢印です
    • Finderでファイルのカット&ペーストが出来ないところ(Total Finderだと出来るんですけど、普通はまだ出来ないですよね?)
    • アプリのウィンドウがやたら隠れたり、ウィンドウを全部閉じてもアプリが立ち上がってるところ
    • 再起動とかほとんどしなくてよい。スリープで持ち歩くべし。
  • 細かいこと
    • 保存場所や印刷ファイル、添付ファイルなどを選ぶときにCommand + Dでデスクトップに移動できる
    • ブラウザでファイルをアップロードするときの「ファイルを選択」っていうところにファイルを直接ドラッグアンドドロップできる
    • フォントの管理はFont Bookだ

     

困ったとき・メンテナンス・バックアップ

困ったとき

  • ググレカス:今日日、マックの初心者向けの記事は無限にあるので、ググれば大体大丈夫です。身の回りには少し少ないような気がしますが
  • アプリが動かない→アプリの強制終了 ショートカット参考
  • 何が何だかワカラナイけど動かない → Apple Storeへ。
    • シェムリアップの場合は、Future World、iOneという二つのAuthorized Resellerがシバタ通り沿いにあるので、中に行くと詳しいお兄ちゃんがいます

メンテナンス

ソフト的なメンテナンスとしては、重要度順に下記などがぱっと思いつきます。

  • Mac標準のソフトウェアアップデート
  • Mac App Storeを開いてソフトのアップデート
  • AppFreshでその他のソフトのアップデート
  • HDDの空き容量は一定程度確保(15%くらい?)
  • たまにOnyxや標準のディスクユーティリティで、下記をやってあげる
    • SMARTチェック
    • 起動領域チェック
    • アクセス権の修復
    • その他ログ削除、関連づけやり直しなど

バックアップ

  • iCloud設定してあれば、Address帳などクリティカルなものは残ります
  • 外付けのHDDを買って、(パーティションを分けて)、TimeMachineを設定したほうが良いと思います。勝手に毎日バックアップしてくれるのです
  • その他GmailやDropbox、Evernoteなどを使っておくことで、壊れても無くしてもデータがすぐに見られるようにしておくと良いかと

 

何かツッコミがあれば修正していくのでよろしくお願いします!

2012年3月22日木曜日

ランニング管理はrubiTrackで挑戦中

日本で何回か走ったときには、iPhoneを持っていることもあり、Nike+を使ってみました。走った距離、コースを記録できるだけじゃなく、色んな人に応援してもらったり、目標管理が出来たりと非常に面白い。走る気持ちが続くようなそんな体験でした。

しかしカンボジアに来ると、外で走りたくは無くなります。熱いし交通事故恐いし。ということで、ジムのマシーンで走ってるんですが、そうするとGPSで距離が計測できない。一応手の振りを加速度センサーで計測する手法もあるらしいのですが、正確性にかけるし、そもそも手に持って走るのはめんどくさい。

ということでともかく自分が走った距離を淡々と記録できるだけでも良いな、と思い、rubiTrackというソフトを使うことにしました。

http://www.rubitrack.com/

 

Ss 2012 03 22 6 37 36

 

そうすると、今までのNike+の記録(っていっても数件ですがw)をインポートしてくれるし、淡々と記録しているマシーンの計測距離もまとめて見せてくれるようになっています。カンボジアはインターネットが遅いので、ローカルで管理出来るのも嬉しいところ。

今年の目標の一つは、アンコールワットハーフマラソンを着ぐるみを着て2時間切ることなので、それに向けて淡々と走っていきますよ。

2012年3月20日火曜日

カンボジアに到着しました

自分で日記をつけるようになり(これは2ヶ月くらい続いています)、Facebookでたまにコメントするようになったこともあり、ブログから遠のいていました。

とはいえ、たまにカンボジアのことを共有していこうと思います。

自分としては今後の人生にとっても大きな意味がありそうな日本での二ヶ月間が終わり、とうとうカンボジアに戻ってきました。この二ヶ月をダイジェストでまとめると、育児、帯状疱疹による入院、かものはしの次の十年を考え続けたディスカッション、自分の弱さと向き合ったこと、家族との関係・距離を考えたこと、などなどがありました。それはまたまとめるとして、カンボジアで無理をせずにしかし成果を出していこうと思いますので皆さん生暖かく見守っていただければと思います。

※昨日は一日目なのにプライベート含めちょっと無理したので反省中。

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オフィス近くにて

2012年1月7日土曜日

変な人であること

「自分が変な人だと思われて生きづらい。」もしくは「変な人だと思われないように普通のキャリアを選択してしまう」という話で盛り上がった。

 

僕自身は、東大に入ったり、そこを中退したり、NPOを起業したり、海外での駐在員したりというのは、まぁ例えば小学校の同級生の中では割と珍しいキャリアである。

でも、29歳で160cmで58Kgで妻と子どもが一人っていうのは別に珍しくも無い。

例えば東京みたいな大都市に生まれているっていうのは世界では割と珍しい方であるが、4人家族で長男っていうのはそこまで世界的にも珍しく無いだろう。

 

つまるところ変かどうかというのは、軸と相手によるわけである。

そして、大切なことはアナタを変だと思った相手も変わっていく、ということ。

20代序盤〜中盤は、大学名、仕事とかキャリアとかで人が変かどうかを判断する。20代後半は、結婚してるかどうか、とか、30代になれば子どもの有無とか子育ての内容で変かどうかを判断する。(多分) まぁ40歳くらいになればまた年収とかポジション名とかで判断するのもあるかもしれないけど。 もう一つ、相手が外国人であればそもそも変な人であるし、自国の慣習(XX歳までに結婚すべき)とか押しつけてこない。

ということで、たかだか数年で忘れてしまうような「変」という話に付き合うのは不合理である。

 

しかし、人間とは弱い者で、周囲に白い目をされるというのはなかなかに辛い。ロバートオウエンだか誰かが言ったように「人間は環境の産物」であるという側面もあるわけで、「環境をぶっちぎりましょうよ」っていう主張はマッチョすぎて効果的じゃないかもしれない。だから大切なのは

「環境に影響されない」

ことじゃなくて

「影響されたい環境を作る」

っていうこと。冒頭からの流れで言えば「自分が変だと思われない、むしろ自分が尊敬するもっと変な人がいるような環境」に足を突っ込めば良いのだ。で、環境というのは多元的なものなので、「職場」「サークル」「家庭」「友達」「師匠」「読んでいる本のなか」などのなかで少しずつ実践すれば良いのではないか。

つまり「変でいる勇気」を持つのは大変かもしれないけど、「もっと変な人に囲まれる環境を作るための勇気」くらいは持った方が良いのではないか、ということでした。

カンボジアでももっと努力しないとなぁ。

2012年1月2日月曜日

「真実の瞬間」

人はだれもが自分が必要とされているということを知り、感じなければならない。

人はだれも一人の人間として扱われたいと望んでいる。

責任を負う自由を与えれば、人は内に秘めている能力を発揮する。

情報を持たない者は責任を負うことが出来ないが、情報を与えられれば責任を負わざるを得ない。

年末に読んだ本ですが、さすが今も読み続けられる1990年出版の本。読みやすいのに内容が非常に濃いように思います。

サービス業のホスピタリティについて触れている本なのかと思い読まずに敬遠していたのです。今回、星野リゾートの教科書に出ていたこともあって取り寄せて読んでみたところ、もっと早く読めば良かったと後悔。良い本ですね。

著者が力説するのは下記の2点。

  • 顧客目線での事業優先順位の設定
  • 現場に権限委譲をしてエンパワーメントする大切さ

そして後者は前者を実現するための必須条件であると。誰でも聞いたことがありそうな普遍的なコンセプトですが、この二つを徹底的に行うことで、競争力がここまで上がるのかと実感する好例。なお、著者が説く「真実の瞬間」とは現場の従業員が顧客と接するわずかな時間のこと。例えば平均して15秒。そこでの対応が顧客にとっての全てであるため、従業員が責任を持って対応できるように、現場に裁量を持たせることが必須であるという考えです。

僕はと言えば、最近マネジャー育成や仕組み作りに時間を使っていますが、全社目標ですら明確に伝え切れていない(数字や優先順位を暗記するレベルで)という有様で反省しています。権限委譲の一歩目は情報公開から、とのことで。

さていくつか気になったところをまとめ気味に抜粋。上記の二つのメッセージしかないので、それぞれオーバーラップしています。

意思決定ばかりしている社長、彼は最も重要な責務を果たしていない

  • 意思決定に忙しいことで、企業の経営ビジョン実現という職責をないがしろにしている
  • 単に当面する課題について意思決定を行っているにすぎない
  • どんなに優れた社長でも全ての問題を検討して適切な判断を下すのは時間的に不可能

その結果

  • 多くの意思決定が懸案として残る
  • 総合的な経営ビジョンを心にとどめるものは会社に誰一人いないことになる
  • スタッフはビジョンの全容を知らされていないし
  • 経営者廃止決定業務に忙殺されてビジョンどころでないという有様
  • 多くの社員がアイディアを出したところで上層部が実施に踏み切らないのではないかと思い消極的になる

となる。なので経営者は、下記のように行動しなくてはいけない

  • 新しい総合戦略を考える
  • 全体の戦略構想ができあがったら、いろいろな人の力を借りて戦略目標におきかえなければいけない
  • 目標と戦略を、取締役会、労働組合、全従業員に理解させなければいけない
  • 現場従業員により多くの責任を委ね、彼らが想いきって新しく与えられた権限を行使できるような職場環境を整えなければならない

それらは自分で意思決定を行うより困難な作業である

 

リーダーの役割は、適正な経営環境を形成することである

  • サッカー競技の監督をイメージするべし
  • 選手の人選とベストコンディションを整えることが大切
  • スタッフが敵のゴール前でボールを奪ったとして、突然ベンチまで来て監督にどこに蹴れば良いかを聞きに来たらどうなるか?試合中に自分の判断で動きを決める個々の選手が大切。(現場)

 

ビジネスリーダーは単純明快な言葉を使わなければいけない

  • 単純勝つ率直、しかも全ての階層の社員に対して一種の戦闘開始の鬨の声のような効果を与えるのが最も強力なメッセージ
  • メッセージは交渉でなくても良く独創的である必要さえない
  • 従業員の意見に耳を傾け、自分も平易な言葉で語りかける

 

リーダーの率先垂範が効果的。シンボリックな言動は従業員に伝わる

  • 顧客を大切に と言っている企業の社員が、自社の社長の方を大切にするようなことがあってはいけない
  • 模範を示すことが最も有効なコミュニケーションの手段であり、悪例は破綻を招く
  • 顧客をyふうせんする姿勢を示して、従業員に、そして顧客に、真の優先順位を納得させる

 

目標設定に対する熱意

  • 遠大な目標は、日常業務を超えた展望を与えてくれる
  • 人間は仕事でも私生活でも努力目標が必要だ

 

真の権限委譲の前提条件

  • 真に分権化を行い
  • 従業員が結束する目標を立てて、それを伝える
  • 意思決定の前提条件である情報を与える

→権限委譲するということは意思決定をしてもらうと言うこと。とすると自分が意思決定するときに参考にしている情報や背景を提供しないといけないと言うこと。部下がたいした情報もない提案をしてきたら怒るのと同じように、部下に対して情報を提供できているかを問うべし。

 

従業員に真の責任と権限を付与する組織とは

  • 従来とは根本的に異なる機構で、フラットな組織が必要
  • 第一のレベルの社員(経営層):経営方針の決定と当面のビジネスに対する危険予測、新しいビジネス・チャンスの調査。経営目標を設定し、達成する戦略を策定する。意思決定は行うが細目にはこだわらない
  • 第二のレベルの社員(中間管理職):投資や人員補充のための資源計画・配分を責務とする。現場従業員が経営陣の設定した戦略を実行するのに必要な全ての作業を担当する。活動一つ一つについては意思決定を行わない。他の従業員が意思決定を行うための前提条件を整える
  • 第三のレベル(現場従業員):個々の業務についての意思決定を行う

おまけに。

「責任を分散した結果として社長が四週間休暇を取っても電話がなる必要は無いはず。」 ということで今度の育休中は難しそうですが、来年には達成したいですね。