2014年11月29日土曜日

お金ではかれない価値だからといって、本当に測らないと意味がない

ということでSocial Businessやってるからって利益だけで測られたらたまらないよね(いや、利益も大切だけど)。という思いと、資本主義に対する違和感を頑張って言葉にしてみる。なお、タイトルの「意味がない」は釣りです。

 

全部お金で測って良いんでしょうか?

「全てを金銭的な軸に正射影するから多次元な価値が失われ、金銭的な価値が過大評価されるんだ」という問題意識がある。

例えば、創業社長の社会的な思いが、やがて株式会社になり、2代目社長になり、ステークホルダーが増えていく中で、金銭的な価値(やそれの基となる他の価値)で判断されるようになって、なんのために存在しているのか良くわからなくなるというようなことが起きる。(って大企業の人から聞いたんですが本当に起きてるのかしら)

資本主義で「雇用を守る」ということの価値はほとんど利益を出すこととイコールだから、それが大切です というのはもちろんなんだけど、経営者にとって「雇用を守るために会社がある」、もしくは従業員にとって「雇用され続けるために働く」「雇用によって家族の安心と安全を守る」といったときに、「あれっ、人が集まってなにか作るのってそのためだけだっけ?」という話になるだろう。

利益は必要条件であってゴールでは無い とおっしゃった偉い経営エッセイストもいらっしゃったし、最近だと下記の記事も参考になった。

その意味で、「ほぼ日」は「商品」ではなくて、「友達に譲るもの」を作っていて、それをお金と交換している、というふうに考えています。資本主義というのは、「商品」を「お金」と取り換える仕組みですが、僕らは共同体の中で、「今日、おいしくお芋がふかせたのよ」「うちでは栗ができました」みたいなやり取りをしたい。で、物々交換が大変な時に、「じゃあ、お金でいいよ」みたいな。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20141118/273974/?P=6&mds

もちろんサービスを通じて社会を変革するんだという志がある団体・企業も沢山あるので、企業ダメだ、みたいな話がしたいわけではない。

 

お金で測れないと何が問題なの?

さて、どっちの仕事の方が稼げるかということは比較的簡単に測りやすく比較しやすい。しかし例えば、「どっちの仕事の方が社会に貢献するか」ということはかなり絶望的に測りづらい。(※「社会に貢献しているかどうかという雰囲気をどれくらい直接感じるか」というのはもう少し測りやすいでしょうが)

測れなくて比較できないことは交換できない。交換できないものは色々とスケールしづらいだろう。例えばマネジメント上も改善しづらいし、競争原理が働きづらいし、コミュニケーションが難しいので組織化もしづらいかもしれない。

例えば、どちらのNGOのサービスの方が女性の内面の自立を助けているか ということを効率も含めて比較し選択するのはかなり困難であるため、どちらか一方のNGOのサービスが劣悪だったとしても淘汰されづらい。SROIだって他団体の比較に使うためのものではないと思うし。

 

じゃあお金で測れない価値を追求する僕達は何をすればいいの?

じゃあ明らかに金銭的な価値という軸だけでないところで戦っている僕達はどうすれば良いのだろうか?いくつか考えてみると例えば下記のようなことを思いついた。まぁ結局仕事頑張れ、っていうことですよね、と思う土曜日の朝。

1.測って比べる

測りづらいって自分で書いておいてなんだけど、大切なのは測りづらいことにめげずに測って比べること。社外比較には使えなくても社内での比較には使えるため改善とコミュニケーションは改善出来る可能性がある。これはアウトカムを指標化してそれをとりましょう、と言っていることに近い。

ただ、例えば、人の心の内面や尊厳って本当に測れるんだろうか、測ることに意味はあるんだろうかという課題は常について回る。これは僕の趣味もあるかもしれないけど、それでもめげずに測るべし。

参考になるのは、Social Progress Index( http://www.socialprogressimperative.org/ TEDがわかりやすいかも )みたいなものや、人の社会問題解決能力を測るSPSI-R http://www.mhs.com/product.aspx?gr=cli&id=overview&prod=spsi-r みたいなアプローチだろうか。 人間開発指数とかもそういう意味では頑張っているかもしれない。(貧困指数も最近は複数の指標を組み合わせるIndice型にしているところもあるんだよね とどっかで見た)

評価の話も大切になってきて、きちんと対照群をとって測るとか、出来ればランダム化比較試験して測るということが大切になる。

2.金銭的な価値に置き換えてみる

SROIや、最近はやりの(?)「(例えば再犯防止の文脈で)$1をこのサービスを投下すると社会的コストが$5減ります! ($5かは覚えてないけど英国のSocial Impact債とかこういうロジックだったような)」「(例えば公教育のDropout Preventionの文脈で)$1の援助でこの子の生涯収入は$11増えます (Communities in Schoolの事例)」みたいな形で金銭でコミュニケーションする、という感じ。きちんとした根拠や調査に基づいてこれが出来るとかなりコミュニケーションが加速するイメージがある。最近のNGOの勝ちパターンみたいな。

貧困問題を貧困率で測るとか言うのも近そう。

「管理費率をXX%以下に下げます」みたいのはちょっと違う。

3.サービスを届けるプロセスを管理・改善する

CMMIでも、いやそれこそPDCAサイクルの周り具合でも良いけど社会サービスを届けるプロセスやリソースを頑張って改善し続けるというのも良いだろう。他団体と比べることも出来やすい。優秀な人・組織が良いプロセスでサービスを届ければ、サービスに価値が出やすいだろう という間接的な評価である。これが良いのは人材育成や管理方法などは企業で発展した方法をアナロジーを聞かせて持ち込むことが出来るあたり。

2014年11月10日月曜日

成長について

尊敬する方のTweetをきっかけに考えてみた成長話。抽象的であまりまとまってませんが。

事業に自分の成長をリードしてもらった20代。でも、、

起業してから上司がいないことについて不安な時期が結構あったように思う。しかし今にして思えば、自分の成長をリードしてくれたのは事業であった。リードというか事業が自分の成長の鏡であった気がする。つまり事業を運営していく中で自分の嫌なところや苦手なところなんかは良くわかるわけだし、得意なところが事業の進捗に直結するわけでそういうところを磨いたりしてきた。

何よりも僕は受け身な性格なので、人に「ここ直せよ」「ここ伸ばしたら」「(組織としては)ここを伸ばしてくれたらうれしい」と言ってもらったりとか、尊敬する人のここをマネしたらいいんじゃないか、ということが成長するエンジンであった。

しかし、事業が求める自分になることと、自分が求める事業にすることについて考えてみると、(どちらも大事でバランスの問題とはいえ)あえていえば自分に取っては後者が大事だなぁと思ってきた今日この頃。そう気づくと、事業の慣性に抗って新たな動きを作っていく必要が出てくる。その中で、まず自分自身の成長のきっかけ、方向性、仕方を変える必要があると気づいた。

もう少し具体的にいうと、今の事業の完成度を高めるため、駄目なところを直したり、稼ぎやすい・わかりやすい専門スキルを磨いたり、組織の穴を埋めるという、reactiveなものではないほうがよい。子育てとの両立が大変だからと、効率や能率だけを追求するような働き方でもない。

特定のスキルを否定するわけではない。むしろ、それにいたる自分の選択の起点を見直すことが大切なのではないか。そこでキーワードになるのが「自分の在り方」という言葉である。

自分の在り方に正直に、自分で道を作る30代

自分の成長は自分で決める。うまく言えないのだけど、それは自分の在り方(being)と組織やリーダーシップの在り方を一致させていく作業でもある。そのためには、自分の成長の勝ちパターンそのものを見直すことが必要になってくる。もしくはもっと踏み込んで、自分のキャラ(=自分の頭の中で規定していた”being")としてあきらめていたところも1度リセットするということもあるかもしれない。

なお、事業の方向性、仕事の進め方、仕事と自分の関係性、というだけではなく、家族の方向性、パートナーシップや育児の進め方、家族と自分の関係性という話にも、コミュニティと自分の話にも通じる話。

自分の声を聴き、自分が次に足を出す先を考えて、リスクをとって選んでいくという選択が大切なんだろうな、と考えている。受け身な僕には辛いのだけれど、この先の成長について教科書はあまりない。30代で良い意味でほっぽり出された感覚が持てた。

「在り方に正直になる」を誤解していた話

じゃあ具体的にどうすれば「自分の声を聴いて在り方に正直になれるの」か。

まず、最近の気づきは、メンターからのフィードバックやエニアグラムなどを通じて自分の性格を深く理解したつもりになっていたことそのものが、自分の殻を作っていたということだ。「自分は本当はこういう人である」ということが、自分にとって言霊のように、選択や行動を規定しがちであった。

もちろん20代の格闘を通じて、自分の価値観や経験、自分を形作ってきたモノを知ることは非常に有意義であった。しかし、その一方でそれを知ったとして、「在り方に正直になる」といったときに、ただ自分に取って心地よい状態をキープするというように自分で誤解していたんだと愕然とした。結局自分のコンフォートゾーンにとどまりがちだったというシンプルな話であった。

例えば今の自分に満足していない自分もいるし、性格に合わないけどこういう方向に進んでみたいという自分も自分。そこも含めて自分の声を聴いていきたい。素直に居心地の悪さを受け入れるようなそんな意志決定も出てくるんだろう。やらされるチャレンジじゃなくてやってみるチャレンジというか。

また違う自分と出会う旅に

その結果、自分としても「あれ自分ってこんなこともできるんだ」「こんな事にも感動するんだ」という気づきがあったりだとか、他の人から見て「青木さんといえばXXだと思ってたのに」という期待を裏切ったりすることもあるだろう。

自分の哲学やビジョンを深めたり、逆に手放したり(というかそっと脇に置いてみる感覚?)しながら、意志を大切にのびのびと成長して行きたいと思っております。ワクワクするなぁ。

まぁ成長成長って言ってる時点で若さ爆発してるな、と思うんですがそこも込みで一つ宜しくお願いします。

2014年9月25日木曜日

放下着

メールを作った後に、資料を作った後に、どやっと一言言う前に、ブログを書いて公開するその前に。「私心なかりしか」と自分でチェックするって大切ですね。なんか口やら筆が滑って、後で後悔することが多い自分の戒めとして。

自分が本当に伝えたいことを素直に伝えているのか、志はあるか、自分が凄いと思われたい・かっこいいと思われたい・聞いてほしいという執着はないのか。

執着しないことで手に入るものって沢山ある気がします。でもあんまり考えすぎると何にも出来なくなるから、執着は少しだけにしよう。

2014年6月9日月曜日

無事カンボジアでの父娘暮らし始まりました!

昨年11月30日に日経にて

海外転勤、共働き家族は… 実績・育児両立への道
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFE2501T_W3A121C1TY5000/

という大変素敵な記事を(大変素敵な娘の写真と共に)掲載していただいてから早いもので半年がたとうとしています。

大変時間はかかりましたが、5月25日からこの記事の通り、娘がカンボジアに来て父娘暮らしがはじまりました。沢山の人に助けられて、カンボジアの人達のあたたかさやゆるさにも支えられながらですが、何とか新しい暮らしがはじまったことを本当にありがたく思っています。なによりも、娘が風邪一つひかず、新しい生活を楽しんでくれていることに感謝しています。凄いぞ遙。何なら日本にいるときより肌の調子が良い!

この2週間は怒濤のごとく過ぎ去りました。

  • 6月末から通うインターナショナルスクールへの入学
  • 6月に通わせていただく保育園(カンボジア語Only!)への入学
  • おうちの人達に暖かくそして力強く迎えてもらう(おうちご飯が大きく増えました!)
  • 自分の生活(寝る時間、起きる時間、休日やること)が全てがらりと変わる
  • カンボジア在住5年目にしてやっとバイクを買う
  • 日本人補習校も見学!

などなど色々書いてないことも含めて、子どもが3歳をすぎてやっと「親であること」の大変さと、たまに来る心のそこからの喜びを実感する日々です。

とはいえ、まだまだ子育ても環境を整えるのも、仕事も何もかも課題だらけ。また、自分の身体にもガタが少しくるなど、油断するとダメ!というのを身をもって体験しています。

 

娘の健康と笑顔を第一に、でも自分の仕事を犠牲にすることなく新しい生活を実現できてこその「選択」だと思っています。だっこ紐を付けながらカンボジアでバイクを走らせてる変な親子ですが、きちんと無理なく続けることが出来ればきっとどこかの家族にとっても勇気を与えられると信じて頑張ります。

関係者のみなさま、引き続きご迷惑をかけますが、温かく見守っていただけると幸いです。

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2014年5月8日木曜日

プロ野球選手のような仕事人生

朝、チェックインをしていて妄想が広がってグフッとなったので書き留めておく。

プロ野球選手、野球人のような仕事をしたいな、と思った。イチロー、かっこいいよ。イチロー。

※なお、イチローが実際どんなか、っていうのと、野球選手が実際どんなかは知りません。妄想です。

  • 全部の打つべき球を打ちにいっている。振っている
  • ボール球は振らない
  • 筋トレもきっちり。基礎練習もきっちりしている
  • 試合を始める前のストレッチや儀式もしっかり出来ている
  • 健康管理が第一優先
  • オフも楽しみだ!
  • 記録にも挑戦し
  • 変えるべき時に球団も変え、そのTransitionも味わい
  • チームにも良い影響を与え
  • コーチ兼選手であり
  • 地元の野球教室もやっちゃうし
  • ペナントレースもたまに勝っちゃう
  • 野球を楽しみ、見に来た人を楽しませる

という仕事人生でいたいな、と。まず課題の

  • ボール球を見極める選球眼
  • 試合前のストレッチや儀式
  • ペナントレースもたまに勝っちゃう

あたりを今年の課題として頑張ろうかな、と。

上のリストを自分の仕事にあてはめてみると色々気づきがあったというお話でした。

2014年4月16日水曜日

iLEAP SALI Review 1: Day by Day (1st week)

いつまで続くかわかりませんが、ちょっとiLEAPの学びを振り返っていこうと思います。

ただ、目的は自分のために付けている日誌のまとめなので、あまり説明せずに書いていきます。そのため、興味がある方がいらっしゃって、意味不明の部分があれば、質問頂ければ多分回答します。

構成としては、

  1. 日ごとのコンテンツ・insight・目標の振り返り
  2. 知識として何を学んだか
  3. 自分の中での例えば「自分自身はどういう人か」「社会変革」「リーダーシップ」などでのコンセプトの深まりについて
  4. 今後自分が取り組みたいエリアと方向性について
  5. 今後自分で行うRadical Self-careや、Ritualについて

というあたりを振り返っていきたいと思いますが、4,5は公開しないかとおもいます。

ということで、まず日ごとのコンテンツ・振り返りから:1週目

day1: Monday 31st Mar 2014

コンテンツ

  • Opening Ceremony
  • Co-creating Space for Transformation
  • Program Orientation

学び・気づき・メモ

  • Our True Heritage(http://www.elise.com/q/poetry/ThichNhatHanh.htm) から学んだこと
    • 自分自身が持っていた「人が何故自分に自信を持てないのか?」にイライラすることそのものが「destitute child」だよねという話
    • その旅を一緒に楽しむ気持ち
    • judgmentalではなくするためのコツはcuriosity。「なんであの人はあんなこと言ったんだろう」「何を感じているんだろう」という話。人に対しても、自分に対しても
    • 自分の欲しいものは全てカンボジアに揃っている。気づけるかどうか
  • IzumiさんとBrittさんの人を受け止める姿勢について。12人の参加者が全員「自分は特別、ここに来ることを期待されていた」という気持ちになる挨拶の仕方。遅れているalbeltoを見ても。そんな挨拶・受け止め方ができるか。
    • 人のコメントの受け止め方も一緒。勝手にジャッジしない、相手のコメントの学びがあると信じている
  • 自分自身の「うまいこと言いたい」とか「自分は問い・場を理解していると人に示したい」という欲望を捨てる
  • 今回の2週間のintention は “enjoy being myself, enjoy being together with you"

目標の振り返り

  • Openであること → OK
  • 日本人で固まらないこと → ?
  • judgmentalにならないこと → OK
  • enjoy → OK

 

day2: Tuesday 1st Apr 2014

コンテンツ

学び・気づき・メモ

  • 自分自身をどう表現するか。とりあえずBattery Adapterということに。その心は
    • 人に安心、安全、元気を与える
    • 自分自身がパワーを持っているというよりは、色々なリソースや力とつなげるという存在であること
  • conduit という存在とも言える。人々の様々なアクセスを担保すると言うことと、アクセスできるリソースを探すということでもある
  • 自分がlazyであると思うのに、lazyと言われる もしくは 自分で言うととやっぱり心に何かが刺さるものあり
  • physical 7 / 10, mind 9 / 10, spirit 9/10 と10段階で表現したが、そういったときのspiritって何だろうか?
  • 自分自身のStoryを伝えたときに思ったこと・気づいたこと
    • うまいことを言おうという気持ちを少し捨てられた
    • うまく言うことにもとらわれなかった
    • 経験をdesignする、adaptできる環境を整える という事がしてみたいこと

目標の振り返り

  • 日本人で固まらない → △ 努力はした
  • communityの学びに貢献できたか → □ 1,2回は明確にそういうコメントが出来た。また学びに参加できていないスタッフへのケアなどもトライできた
  • 素直にプログラムの本質に貢献できたか → OK 集中は80%くらいだったが

 

day3: Wednesday 2nd Apr 2014

コンテンツ

学び・気づき・メモ

  • OrganizationのLife Stageやその学びを意識する
  • 知識としてのintelligenceと、自分のうちからわき出る知恵のようなintelligence。知識としてのintelligenceを追い求めることは本質ではないが、内側にある第二のintelligenceを獲得するためには実は必要なプロセスなのではないか。
    • 長い旅をしたら、答えはお家にありました。青い鳥的
  • 別ブログにも書いたように、自分の体の声を聴くためには、静かにすることが必要。ゆっくり自分の呼吸を意識して、自分の体の声を聴く。そして
    • 自分の体の好調・不調
    • 自分がgroundしているかどうかがわかる
  • reflective practiceで事例としてうちの子育ての話をさせてもらったが、視点が広がったし、愛にあふれていて良かった
  • social changeとは現象やpolicyを変えることだけではない。人の視点、価値観を変えることが必要であるということ
    • 権力の構造であるdecision making ← AGENDA setting ← Shaping desiresというピラミッドがあったときに、そのBottomの人のdesireに働きかける。story changeである
    • 権力の構造として大切なものの一つにinformationという軸があるかなと思う。色んな原因はあるものの、情報の非対称性によって権力構造は固定される。情報を集めてフィードバックしないNGOとか
    • 「川下でおぼれている人を助けているだけでは?」という問いは必要。ただ川下でおぼれている人を助けることも大切なことではある
  • philosophicalな話が多く少しおいて行かれるがまぁおおむね大丈夫。単語レベル、抑揚の付け方、文章の構造が相まって自分には理解しづらい英語を喋る人が何名か
  • サークルの中や、特に講義形式になったときに、自分が座る位置によって得られるものが違う。冷静に全体に貢献したいなら客観視できる後ろの方に座るのが良さそう
  • assumptionを疑い、surpriseを大切にすること
  • Albert-u
  • Billさんが何故アジアの人を助けるのか
    • 人類皆兄弟じゃん ← 共感
    • アメリカ人1人助けるお金でベトナム人10人助けられる
  • iLEAPの人の「人を受け止める力」に驚愕。ステキ。

目標の振り返り

  • 人の言っていることを受け止める → △
  • 掘ってみる → OK  Osman Nightをやることに
  • Albertoと3回話す → OK

 

day4: Thursday 3rd Apr 2014

コンテンツ

  • リーダーシップ
  • Radical Self-care (by Shel)
  • Osman Night

学び・気づき・メモ

  • Adaptive Leadershipへの違和感。凄い西洋的なアプローチな気がする。
    • 状況の分析 → 必要なリーダーシップの選択 → 適用
    • 意識をして使い分けることについては大きな異論はないものの、受取手によっては危険だろうなぁ
  • リーダーシップの3A
    • Adaptive
      • 状況に併せてリーダーシップのスタイルを使い分ける
    • Authentic
      • (複合的な)自分らしさを発揮する
    • Awareness
      • 状況と自分の心・身体・魂に気づく
  • Adaptive Leadership
    • Coercive Leadership
      •  “do what I tell you"
    • Authoritative Leadership
      • “come with me"
    • Affiliative Leadership
      • “people first"
    • Democratic Leadership
      • “what do you think"
    • Pace setting Leadership
      • “do as I do now"
    • Coaching Leadership
      • “try this”
  • 自分のリーダーシップの選択について自覚的になるべし。
    • 瞬間的:その状況にあわせる
    • 中期的:組織の文脈、ステージにあわせる
    • 長期的:自分の在り方にあわせる
  • Shelの話
    • つねに選択肢がある。その中でどうやってLoveを選ぶか
    • そもそもどうやって常に選択肢があることを思い出すか
    • Loving awareness!
    • 自分の声をきけるようなSpace、Ritualを用意することが必要

目標の振り返り

  • 良い質問をする → ×
  • 素敵な人を観察してみる → △
  • 誰かとDiscussionする → OK

 

day5: Friday 4th Apr 2014

コンテンツ

  • Vision & Mission, Strategic Planning (by Bob)
  • Network by Britt
  • Reception Party

学び・気づき・メモ

  • VisionとMissionの定義については断ってから使った方が良い。が、Visionが見たい世界でMissionはそのために自分たちがやること、 という定義がわかりやすく受け入れられている感じ。その上で、細かいレベルのVision (3年後の姿、など)はあっても良いだろう
  • delegatesの中にも10年計画や5年計画を持っている人がいてびびる。計画の堅さにも寄るが、予算というレベルだったら10年立てる意味は無いのでは?
  • Strategic planning 例えばBoeingが200年の経営計画を作っているという話
    • 人材の採用、基礎研究、開発などが長期的にならざるを得ない団体は長い計画が必要なのはわかる
    • グローバル企業で経済モデルや、人の文化、考え方、国の興亡を考える必要があるのもわかる
    • 3段階くらいの計画の荒さを意識して例えばうちのCFだと下のような感じ? 年度計画も部門によっては長すぎ
      • 短期:3ヶ月〜1年 : KPIで予実管理
      • 中期:3年〜5年 : ざっくりFinancial Simulationと戦略
      • 長期:10年 : 目標イメージ 市場や前提条件の予測
  • ネットワークの話
    • 目的を持ちすぎることも時に違和感。人と繋がるのに理由が先に来ることはjudgmentalになりすぎるのではないか?まずはCuriosityが先立つということも会ってしかるべき
  • 夜のイベント
    • 日本に縁がある人が多い。JETプログラム?
    • Delegatesの皆の話が上手!さすがっす
    • タコスが美味しい、景色がものすごく綺麗
    • とは言いつつ、自分は「ネットワーク」を作ることにあまり興味無いのかも。。

目標の振り返り

  • relax → OK
  • reflect → △
  • ※ 目標の立て方が雑になってきているので気を付ける

 

day6: Saturday 5th Apr 2014

コンテンツ

  • Organization Introduction by 6 delegates
  • Panel Discussion

学び・気づき・メモ

  • 団体紹介、やっぱりキャラが出て面白い
    • Yoshiの説明がわかりやすい
    • あまりうまく出来なかったので反省、時間に対してメッセージの絞り込みが甘かった
  • Panel DiscussionのModeratorをやることに。慌てて10 tips to be a good moderatorみたいな記事を読んでみる。下記。まぁ当たり前か。
    • be neutral and objective
    • create a nice environment
    • be clear
    • keep it simple
    • be prepared
    • encourage conversation
    • be able to think about more than two things at once
    • be focused
    • be timely
    • be fun
  • Panel!
    • panelist: Shita from Cambodia, Hoa from Vietnam, Anik from Indonesia, Alberto from Timor leste
    • 中身
      • First question: what is your leadership challenge?
      • その後質疑応答も含めて女性ならではのリーダーシップや、
      • 団体のリーダーシップと個人としてのリーダーシップの違い
      • 恐怖がもたらすコミュニケーションの阻害とリーダーシップ
      • change assumptionをしていかないといけないということ
      • foreignerという特権
      • unlearnするべきこと → assumptionを捨てるということでもある
    • 学び
      • moderateは格闘技みたいで結構大変。 特に喋りまくる人、質問に答えないパネリストのコントロール
        • Panelistが喋っていることを、よく聞くことが大切。そして受け止めることが大切。そこは結構出来た
        • 人の話を止めるのも特に僕にとっては結構大変だが、結構頑張れば出来ると言うこと。目線を読んで話をまとめて欲しいけどw
        • メッセージを紡ぎながらもそれにとらわれない(こだわると聞き逃す)
        • 多分あともう少し英語がうまくなればもっといける
      • 必ず良い事をタイトに言ってくれる人がいると進行が楽。Anikとか
      • 全体としてはまぁ思ったよりはうまく出来た。非常に多くの人に誉めて頂いた
      • 誉めポイントは、大変な状況なのにactiveにmoderateしていたことなど
      • Panelistの方がよっぽど楽
    • ビデオはあるようなので、あとでカンボジアで日本人スタッフと見てみるのも面白いかも
  • 会場にいらっしゃったリーダーシップのコンサルタントの方と少しお話
    • 自分の団体の状況やチャレンジをお話ししたところ「仕事を実現するのはCapacityであり経験では無いよね」という素敵な一言
    • 同じ3年でも学べる人と学べない人がいるから
    • もちろんきちんとJD,JSを書いてEvaluationするべし
  • iLEAPはもうちょっと集客を頑張った方が良いのでは。 協力出来ないのが心苦しいんだけど

目標の振り返り

  • Fair Moderation → OK
  • better network → △
  • wash clothes → OK
 

day off: Sunday 6th Apr 2014

コンテンツ

  • 日本人delegatesで朝MTG @ Muddy Cup
  • 昼→午後はFrancisと市内ツアー(University Villageで点心 → MOHAI → Space Needle → Pike Place Market)

学び・気づき・メモ

  • 日本人同士でもSALIへの期待事項が全然違ったこと
    • 特に僕自身はコンテンツ・知識面への期待が全く無かったことに驚いた
    • 考えてみると、それは「コンテンツとか知識はSSIRとか本とかで勉強した方が早いし効率的」「それよりも場や自分に対する気づき、在り方の模索こそが貴重」と思っていたため
    • そしてそれは自分のリーダーシップの旅の経緯によるところが大きい
    • しかし、他の日本人男性2名はもう少しコンテンツとか深くて早いDiscussionを求めていた模様
    • 確かにDiscussionがあまり出来ないのは少しフラストレーションがあるかも
  • MOHAIで学んだこと
    • SeattleがSmart cityであること
      • 大学を出ている人の率が56%(全米平均33% No.1 / 51cities)
    • Philanthropyが根付いていること
      • 60.3% of Greater Seattle make charitable donation (No.4 / 51 cities)
      • 36% of residents volunteer their time
    • Boeingが結構支えになっていた + それを大学教育などにきちんと投資してきたということ
      • 兵士の社会復帰プログラム → GI Bill @ University of Washington
    • 多様性がある
      •  LGBTQが6.9%で2nd largest
      • asian american 13.8%
      • african american 8%
    • High Family income $85,600 / year * 1 family
    • 移民のそうそうたる歴史
      • 中国人移民への排斥運動など
  • 市民の環境意識が高い理由の分析について
    • 高い証左
      • いたるところにソーラーパネル、プリウス、沢山の環境系NPO
      • host familyに至っては日産LEAF
    • 一つは学歴が高いから
    • NPOのプロモーション・アウェアネスレイジング → Tipping Pointを越えた
    • 美しい町並み、海産物などが環境を意識させる?
    • そういったことが町のカルチャーとなって、よりカルチャーに合う人をひきつけるようになる

2014年4月3日木曜日

静かに行く者は健やかに行く、健やかに行く者は遙か遠くまで行く

昨日のSALIのセッションで「radical self care」ということをとっても素敵なカナダ人のShelから学ぶ。うんうん。

で、凄い素敵な時間の中で僕が思い出していたのは
「Chi va piano, va sano; chi va sano, va lontano.」
というイタリアの諺。

城山三郎が著書の中で
「静かに行く者は健やかに行く健やかに行く者は遠くまで行く」
と訳して日本でも少し有名になった。僕もそれで知ったわけだけど。

素敵な言葉だなとおもって心に留めておいたんだけど、結局のところなんで「静か」に行くべきなのかわかってなかったんですよね。単に急がば回れ的な意味が大きいのかと思っていました。でも、セッションを経て思うのは「体の声を聴く」ってことなんだろうな、と。静かにしてないと聞こえないもんね。 そういう意味では前から師匠が「今どこにいる?」とか「呼吸してる?」とか「今体はどんな感じ?」って聴いてくれていたことも繋がっていたんだなと感謝。

ちなみにその諺、わが家では
「静かに行く者は健やかに行く健やかに行く者は遙か遠くまで行く」
と遙かを付け加えて解釈。それが娘の名前の由来でもあります。
妻の名前の「静」と、僕の名前の「健太」と、娘の名前の「遙」が入っているんです。

ということで4日目の今日も静かに健やかに行きたいと思います。

 

We've had session of "radical self-care" by super cute Canadian lady "Shel" yesterday in iLEAP SALI program.

Yes, I know that. Because There is Italian saying, 
"Chi va piano, va sano; chi va sano, va lontano." and I love it.
If i translate into English literally, like this:
"If you go with silence, you can go with health. If you go with health, you can go far away."

Japanese famous novelist, Saburo Shiroyama quoted that in his essay with wonderful Japanese translation . (Then I knew it!)

I appreciated to Shel that I finally understood why we have to go with silence. Before I think this is just because we need to go carefully or we don't need to rush or something like that. But through the session, I realized that we have to go with silence in order to hear our BODY REQUEST, or we can say "voice of body". (Mind tells a lie!)

I also appreciated to my mentor in Japan, sometimes he asked me "Where are you now?", "Do you breath now?" or "How or where do you feel for now?". It means totally about this!

One more thing, our family loves that Italian saying because it includes our name in it!

My wife's name means "silence", 
my name means "health" 
and my daughter's name means "far away".

My daughter's name derives from that.

Thank so much, Shel!! 
I will go with silence and health on the day4 as well.

2014年3月31日月曜日

なぜこの忙しい時期にiLEAPに参加するのかということ 〜 感謝と言い訳

Facebookには少し書いたのですが、3月31日~4月12日まで、iLEAPのSALIというプログラムに参加するためカンボジア・日本を不在にします。SALIというのは東南アジアのSocial Entrepreneurのためのリーダーシップに関する研修とNetwork構築のための旅@シアトルであると自分では理解しています。

なお、SALIプログラムの内容についてはこちらをご覧ください。 iLEAPという団体の概要についてもリンク先から見ることが出来るかと思います。

このブログではこの(クソ忙しい)時期にプログラムに参加する理由と、支えてくれた皆への感謝を伝えたいと思います。かなり本音で書いているので、突然見た方はびっくりされるかと思いますがご容赦ください。

iLEAPに参加する理由

一言で言えば、多分今の自分にとって本当に大切なものを見つけるための旅になるだろうという直感によるものです。

多分それは「志を持った戦友」と、「自分の再発見」、そして「常に自分らしくいるための術を得ること」なのではないかと思っています。同時にそれほどわかりやすい言葉でまとまる必要もないとは思いますが。

そのためには自分のキーワードである社会起業家×東南アジア×Authentic Leadershipを追求するiLEAPのSALIプログラムが最も適していると思い参加することを決めました。この時期にこのプログラムにご招待頂いたというのは本当にご縁としか言いようがないことですが、紹介してくれた当団体の本木に感謝。

もちろん決算・予算をはじめとした様々な業務には支障が出ないように気を付けますが、それでもこのタイミングでの参加を認めてくれた団体のディレクター陣にこの場を借りて感謝したいと思います。

自分の悩み

自分が今長期的に陥っている課題の一つが「自分のやりたいこと、やるべきこと、やれることがそれぞれ良くわからなくなってきている」ということです。自分自身を見つめて考え直す必要があると感じていました。そうでなければ今後3,4年間を今のよりもっとギアを入れて走り続けることが難しいと思っています。

自分の個人的なミッションを再確認するプロセスの中で、自分にとって現在の事業を行っていく上で何に力を入れて何を辞めるべきか、どういう気持ちで関わるかということを再度整理したいです。その中で、困難に感じている現在の事業や高い壁を乗り越えていく大きなエネルギーを再度充填したいと思います。

なお、一見矛盾するようですが、わかりやすくキャリアや自分のミッションを整理したくないと同時に思っています。むしろ「すっきりしていなくて不安」という自分の気持ちにきちんと目を向けて、何が起きているのかを感じてみたいと思っています。

なぜiLEAPなのか?

経営者として最も身近な人である当団体の本木が、前にiLEAPのプログラムに参加して目に見えて成長したという事が一番の決め手でした。

そして次に関わる人のすばらしさ。とくに主催者の夫妻の人間力、包容力がまさに憧れるものであるということ。

最後に、これはシアトルに来てみて初めて感じたことですが、この町や人の持つ暖かさ、coolさ(本当に寒い。。。)が探索の旅に適しているんだろうな、ということです。日本やカンボジアにいたのでは絶対に気づかなかった自分に出会えそうです。

自分の組織に持ち帰ることが出来るもの

これはまだわからないというのが本音です。プログラムの内容わからないし(笑)。でも想像して書いてみます。

1つ目は、カンボジア人のマネジャーにリーダーシップというものがどういうことなのかを伝えたいと思っています。ちなみにうちのマネジャーの一人がこのプログラムに応募して、しかも落とされていたという事実があります。彼が学びたいと思ったことを帰った後に伝え、次回は是非彼に参加してもらいたいと思っています。そういう意味では、「かものはしの人はもう二度と来て欲しくない」と思われないように頑張らないと。。

2つ目には、自分自身のリーダーシップスタイルや立ち位置に自信を深めることです。それによって仕事一つ一つの熱量、そしてクオリティが変えていけると思います。また、一緒に働くスタッフ達の心にも今まで以上に火を付けたいですね。

感謝

まずこの日付にいなくなるために、予算作成や年度計画作成を急がなければなりませんでした。本日までに何とかどちらも一通り終わったのですが、それにはカンボジア事務所スタッフの協力が不可欠でした。大変な環境の中で快く協力してくれたスタッフ達に御礼が言いたいです。

また、日本のスタッフにも御礼とお詫びを伝えたいです。提出した予算のフォロー、決算のやりとり、報告書のやりとりなどに時間を使うことが出来ないためです。サポートしてくれているカンボジア事務局のスタッフもありがとう。

最後にこのような貴重なチャンス(と全ての費用)を与えてくれたiLEAPの皆さま、そして本プログラムのGrant Providerの方に感謝を伝えたいと思います。

Kentaを呼んで良かったと言われるように頑張ります。

2014年3月1日土曜日

仕事での贅沢

仕事での贅沢といえば、自分より優秀な人と働く事だと思う。

自分で起業した場合ではなおさら貴重である。そんなとき、メンターの人に定期的に関わって頂けるのは本当に贅沢な瞬間の1つだ。

沢山のメンターと色々な関わり方をして頂き、深い知識・経験を分けていただくとき、その洞察力と目線の暖かさに驚かされる。そして何より、ミーティングが終わった後にエンパワーメントさていることに気づくのだ。大変なんだけどいつも、なんか元気になっている。

例えば、今日の朝のアメリカ人の方とSkypeでミーティング。元インテルの中国のMarketing Country Directorという錚々たる経歴の方だが、手弁当で僕達の小さな小さな事業を細かくチェックしてくれる。

たった1時間のMTGでも3ヶ月にもわたる状況を理解し、私たちの視野を広げ、マネジャーとして細部にわたって管理することの大切さに気づかせてくれる。そして、長い目で見てどんな学びを得たのかを引き出してくれ、さらに様々なアイディアを与えてくれる。

また、励ましてくれること、謙虚であることも忘れない。その短い時間だけでも「何か学ぶ事があった」と言って頂ける。

それが結構ハードなんだけど、また3ヶ月後まで頑張って、きちんと報告したいと思える事に繋がっている。

自分もそういう在り方、関わり方が出来るようになりたいな、と憧れるなぁ。

今日得た素敵なインプットを村の女性達の成長につなげていけるように、バトンを落とさないように頑張ります〜

今日のアドバイスメモ「internal leadership pipelineを作り上げる」「forecastがずれたことを振り返ってforecastの精度を上げる」「システムを活用するためには適切なエンパワーメントとプロセス、投入が必要」

2014年1月27日月曜日

コミュニティファクトリーの自立に繋がる大きな一歩、JICAと連携へ

JICA草の根に採択されました!

JICAから草の根技術協力事業、パートナーシップ型という枠組みでコミュニティファクトリー事業に対して3年4ヶ月にわたってご支援をいただくことが決まりましたことをご報告いたします。

平成25年度第1回草の根パートナー型・採択内定案件

http://www.jica.go.jp/partner/kusanone/partner/

草の根パートナー型について詳しくは下記を参照

http://www.jica.go.jp/partner/kusanone/what/partner.html

 

プロジェクトのタイトルは「最貧困家庭の女性の経済的自立を目的としたコミュニティファクトリー事業の自立化プロジェクト」ということで、まさにCF事業の自立を行うための後方支援をJICAにご協力頂くことになります。

今年の4月から開始予定の3年4ヶ月のプロジェクトの中では、コミュニティファクトリー事業の推進に加え、村の女性達、スタッフ、マネジャーなどへの様々なトレーニングや会議、そしてより長い目での持続性を意識しカンボジア省庁との連携などを行っていきます。

かものはしプロジェクトとしてこのような長期・大型の他機関との連携は初めてのこととなります。活動の1つ1つ、領収書の1枚1枚の説明責任はもちろんのこと、多様な関係者の方々の経験やアドバイスを活かした本当に良いサービスが出来るように活動に邁進したいと思います。

大変だった舞台裏。。。

ところで、今回採択に至るまでの道のりは決して平坦なものではありませんでした。特に時間的な制約に苦しみました。なんといっても提出を検討してから実際に申請書を提出するまで、1ヶ月しかなかったのです。最初にJICAの窓口に相談しに伺ったとき、先方の担当者に「こういうのはすぐに出せるものじゃないから、半年に一度募集があるから何度か応募しながら良いプランにして通せるとよいね」と諭されたのを覚えています。

今考えるとまさにその通りで、ほとんど制度について知らない状況で締め切り1ヶ月前に来る団体なんて相手にしてくれただけでも本当に感謝しています。

それまでに一度もJICAからの支援を検討したことがなかった私たちにとって、JICAのホームページを読み込み、申請書の様式を理解し、自分たちの長期プランを整理しながら窓口に相談しに行くというのを全て同時並行にすすめるのは大変な作業でした。

何とか申請の日に間に合い、そして大変光栄なことに採択をいただいたのはほとんど奇跡とも言えます。そしてその奇跡は、コミュニティファクトリーとかものはしプロジェクトをずっと支えてきてくれた支援者の皆さんや、スタッフの皆の頑張りによっておこすことができたんだということを実感しています。

奇跡を起こした皆さんの支えに感謝

突然の問い合わせにもかかわらず、申請書を見て頂き真摯にアドバイスをいただいたアドバイザーの方々。

アソシエイトとしての入社10日目から右も左もわからないままで一緒に申請書を書き続けてくれた横山さん。夜に打ち合わせして、朝までに資料を作り直すということが何度もありました。

そして、今までのコミュニティファクトリーの事業をともに考え、ともに作り、ともに支え、ときに辛口ながらも愛のあるアドバイスをいただいた全ての方々に御礼を申し上げたいと思います。

本当にありがとうございました。

このプロジェクトを終えるころに、私たちが活動する村にはどんな変化が起こせるのか、スタッフの気持ちはどう変わるのか、そして自分自身の考え方・働き方も含めてどんな景色が広がっているのか、本当に楽しみです。

是非今後ともご支援のほどよろしくお願いいたします。