2014年4月16日水曜日

iLEAP SALI Review 1: Day by Day (1st week)

いつまで続くかわかりませんが、ちょっとiLEAPの学びを振り返っていこうと思います。

ただ、目的は自分のために付けている日誌のまとめなので、あまり説明せずに書いていきます。そのため、興味がある方がいらっしゃって、意味不明の部分があれば、質問頂ければ多分回答します。

構成としては、

  1. 日ごとのコンテンツ・insight・目標の振り返り
  2. 知識として何を学んだか
  3. 自分の中での例えば「自分自身はどういう人か」「社会変革」「リーダーシップ」などでのコンセプトの深まりについて
  4. 今後自分が取り組みたいエリアと方向性について
  5. 今後自分で行うRadical Self-careや、Ritualについて

というあたりを振り返っていきたいと思いますが、4,5は公開しないかとおもいます。

ということで、まず日ごとのコンテンツ・振り返りから:1週目

day1: Monday 31st Mar 2014

コンテンツ

  • Opening Ceremony
  • Co-creating Space for Transformation
  • Program Orientation

学び・気づき・メモ

  • Our True Heritage(http://www.elise.com/q/poetry/ThichNhatHanh.htm) から学んだこと
    • 自分自身が持っていた「人が何故自分に自信を持てないのか?」にイライラすることそのものが「destitute child」だよねという話
    • その旅を一緒に楽しむ気持ち
    • judgmentalではなくするためのコツはcuriosity。「なんであの人はあんなこと言ったんだろう」「何を感じているんだろう」という話。人に対しても、自分に対しても
    • 自分の欲しいものは全てカンボジアに揃っている。気づけるかどうか
  • IzumiさんとBrittさんの人を受け止める姿勢について。12人の参加者が全員「自分は特別、ここに来ることを期待されていた」という気持ちになる挨拶の仕方。遅れているalbeltoを見ても。そんな挨拶・受け止め方ができるか。
    • 人のコメントの受け止め方も一緒。勝手にジャッジしない、相手のコメントの学びがあると信じている
  • 自分自身の「うまいこと言いたい」とか「自分は問い・場を理解していると人に示したい」という欲望を捨てる
  • 今回の2週間のintention は “enjoy being myself, enjoy being together with you"

目標の振り返り

  • Openであること → OK
  • 日本人で固まらないこと → ?
  • judgmentalにならないこと → OK
  • enjoy → OK

 

day2: Tuesday 1st Apr 2014

コンテンツ

学び・気づき・メモ

  • 自分自身をどう表現するか。とりあえずBattery Adapterということに。その心は
    • 人に安心、安全、元気を与える
    • 自分自身がパワーを持っているというよりは、色々なリソースや力とつなげるという存在であること
  • conduit という存在とも言える。人々の様々なアクセスを担保すると言うことと、アクセスできるリソースを探すということでもある
  • 自分がlazyであると思うのに、lazyと言われる もしくは 自分で言うととやっぱり心に何かが刺さるものあり
  • physical 7 / 10, mind 9 / 10, spirit 9/10 と10段階で表現したが、そういったときのspiritって何だろうか?
  • 自分自身のStoryを伝えたときに思ったこと・気づいたこと
    • うまいことを言おうという気持ちを少し捨てられた
    • うまく言うことにもとらわれなかった
    • 経験をdesignする、adaptできる環境を整える という事がしてみたいこと

目標の振り返り

  • 日本人で固まらない → △ 努力はした
  • communityの学びに貢献できたか → □ 1,2回は明確にそういうコメントが出来た。また学びに参加できていないスタッフへのケアなどもトライできた
  • 素直にプログラムの本質に貢献できたか → OK 集中は80%くらいだったが

 

day3: Wednesday 2nd Apr 2014

コンテンツ

学び・気づき・メモ

  • OrganizationのLife Stageやその学びを意識する
  • 知識としてのintelligenceと、自分のうちからわき出る知恵のようなintelligence。知識としてのintelligenceを追い求めることは本質ではないが、内側にある第二のintelligenceを獲得するためには実は必要なプロセスなのではないか。
    • 長い旅をしたら、答えはお家にありました。青い鳥的
  • 別ブログにも書いたように、自分の体の声を聴くためには、静かにすることが必要。ゆっくり自分の呼吸を意識して、自分の体の声を聴く。そして
    • 自分の体の好調・不調
    • 自分がgroundしているかどうかがわかる
  • reflective practiceで事例としてうちの子育ての話をさせてもらったが、視点が広がったし、愛にあふれていて良かった
  • social changeとは現象やpolicyを変えることだけではない。人の視点、価値観を変えることが必要であるということ
    • 権力の構造であるdecision making ← AGENDA setting ← Shaping desiresというピラミッドがあったときに、そのBottomの人のdesireに働きかける。story changeである
    • 権力の構造として大切なものの一つにinformationという軸があるかなと思う。色んな原因はあるものの、情報の非対称性によって権力構造は固定される。情報を集めてフィードバックしないNGOとか
    • 「川下でおぼれている人を助けているだけでは?」という問いは必要。ただ川下でおぼれている人を助けることも大切なことではある
  • philosophicalな話が多く少しおいて行かれるがまぁおおむね大丈夫。単語レベル、抑揚の付け方、文章の構造が相まって自分には理解しづらい英語を喋る人が何名か
  • サークルの中や、特に講義形式になったときに、自分が座る位置によって得られるものが違う。冷静に全体に貢献したいなら客観視できる後ろの方に座るのが良さそう
  • assumptionを疑い、surpriseを大切にすること
  • Albert-u
  • Billさんが何故アジアの人を助けるのか
    • 人類皆兄弟じゃん ← 共感
    • アメリカ人1人助けるお金でベトナム人10人助けられる
  • iLEAPの人の「人を受け止める力」に驚愕。ステキ。

目標の振り返り

  • 人の言っていることを受け止める → △
  • 掘ってみる → OK  Osman Nightをやることに
  • Albertoと3回話す → OK

 

day4: Thursday 3rd Apr 2014

コンテンツ

  • リーダーシップ
  • Radical Self-care (by Shel)
  • Osman Night

学び・気づき・メモ

  • Adaptive Leadershipへの違和感。凄い西洋的なアプローチな気がする。
    • 状況の分析 → 必要なリーダーシップの選択 → 適用
    • 意識をして使い分けることについては大きな異論はないものの、受取手によっては危険だろうなぁ
  • リーダーシップの3A
    • Adaptive
      • 状況に併せてリーダーシップのスタイルを使い分ける
    • Authentic
      • (複合的な)自分らしさを発揮する
    • Awareness
      • 状況と自分の心・身体・魂に気づく
  • Adaptive Leadership
    • Coercive Leadership
      •  “do what I tell you"
    • Authoritative Leadership
      • “come with me"
    • Affiliative Leadership
      • “people first"
    • Democratic Leadership
      • “what do you think"
    • Pace setting Leadership
      • “do as I do now"
    • Coaching Leadership
      • “try this”
  • 自分のリーダーシップの選択について自覚的になるべし。
    • 瞬間的:その状況にあわせる
    • 中期的:組織の文脈、ステージにあわせる
    • 長期的:自分の在り方にあわせる
  • Shelの話
    • つねに選択肢がある。その中でどうやってLoveを選ぶか
    • そもそもどうやって常に選択肢があることを思い出すか
    • Loving awareness!
    • 自分の声をきけるようなSpace、Ritualを用意することが必要

目標の振り返り

  • 良い質問をする → ×
  • 素敵な人を観察してみる → △
  • 誰かとDiscussionする → OK

 

day5: Friday 4th Apr 2014

コンテンツ

  • Vision & Mission, Strategic Planning (by Bob)
  • Network by Britt
  • Reception Party

学び・気づき・メモ

  • VisionとMissionの定義については断ってから使った方が良い。が、Visionが見たい世界でMissionはそのために自分たちがやること、 という定義がわかりやすく受け入れられている感じ。その上で、細かいレベルのVision (3年後の姿、など)はあっても良いだろう
  • delegatesの中にも10年計画や5年計画を持っている人がいてびびる。計画の堅さにも寄るが、予算というレベルだったら10年立てる意味は無いのでは?
  • Strategic planning 例えばBoeingが200年の経営計画を作っているという話
    • 人材の採用、基礎研究、開発などが長期的にならざるを得ない団体は長い計画が必要なのはわかる
    • グローバル企業で経済モデルや、人の文化、考え方、国の興亡を考える必要があるのもわかる
    • 3段階くらいの計画の荒さを意識して例えばうちのCFだと下のような感じ? 年度計画も部門によっては長すぎ
      • 短期:3ヶ月〜1年 : KPIで予実管理
      • 中期:3年〜5年 : ざっくりFinancial Simulationと戦略
      • 長期:10年 : 目標イメージ 市場や前提条件の予測
  • ネットワークの話
    • 目的を持ちすぎることも時に違和感。人と繋がるのに理由が先に来ることはjudgmentalになりすぎるのではないか?まずはCuriosityが先立つということも会ってしかるべき
  • 夜のイベント
    • 日本に縁がある人が多い。JETプログラム?
    • Delegatesの皆の話が上手!さすがっす
    • タコスが美味しい、景色がものすごく綺麗
    • とは言いつつ、自分は「ネットワーク」を作ることにあまり興味無いのかも。。

目標の振り返り

  • relax → OK
  • reflect → △
  • ※ 目標の立て方が雑になってきているので気を付ける

 

day6: Saturday 5th Apr 2014

コンテンツ

  • Organization Introduction by 6 delegates
  • Panel Discussion

学び・気づき・メモ

  • 団体紹介、やっぱりキャラが出て面白い
    • Yoshiの説明がわかりやすい
    • あまりうまく出来なかったので反省、時間に対してメッセージの絞り込みが甘かった
  • Panel DiscussionのModeratorをやることに。慌てて10 tips to be a good moderatorみたいな記事を読んでみる。下記。まぁ当たり前か。
    • be neutral and objective
    • create a nice environment
    • be clear
    • keep it simple
    • be prepared
    • encourage conversation
    • be able to think about more than two things at once
    • be focused
    • be timely
    • be fun
  • Panel!
    • panelist: Shita from Cambodia, Hoa from Vietnam, Anik from Indonesia, Alberto from Timor leste
    • 中身
      • First question: what is your leadership challenge?
      • その後質疑応答も含めて女性ならではのリーダーシップや、
      • 団体のリーダーシップと個人としてのリーダーシップの違い
      • 恐怖がもたらすコミュニケーションの阻害とリーダーシップ
      • change assumptionをしていかないといけないということ
      • foreignerという特権
      • unlearnするべきこと → assumptionを捨てるということでもある
    • 学び
      • moderateは格闘技みたいで結構大変。 特に喋りまくる人、質問に答えないパネリストのコントロール
        • Panelistが喋っていることを、よく聞くことが大切。そして受け止めることが大切。そこは結構出来た
        • 人の話を止めるのも特に僕にとっては結構大変だが、結構頑張れば出来ると言うこと。目線を読んで話をまとめて欲しいけどw
        • メッセージを紡ぎながらもそれにとらわれない(こだわると聞き逃す)
        • 多分あともう少し英語がうまくなればもっといける
      • 必ず良い事をタイトに言ってくれる人がいると進行が楽。Anikとか
      • 全体としてはまぁ思ったよりはうまく出来た。非常に多くの人に誉めて頂いた
      • 誉めポイントは、大変な状況なのにactiveにmoderateしていたことなど
      • Panelistの方がよっぽど楽
    • ビデオはあるようなので、あとでカンボジアで日本人スタッフと見てみるのも面白いかも
  • 会場にいらっしゃったリーダーシップのコンサルタントの方と少しお話
    • 自分の団体の状況やチャレンジをお話ししたところ「仕事を実現するのはCapacityであり経験では無いよね」という素敵な一言
    • 同じ3年でも学べる人と学べない人がいるから
    • もちろんきちんとJD,JSを書いてEvaluationするべし
  • iLEAPはもうちょっと集客を頑張った方が良いのでは。 協力出来ないのが心苦しいんだけど

目標の振り返り

  • Fair Moderation → OK
  • better network → △
  • wash clothes → OK
 

day off: Sunday 6th Apr 2014

コンテンツ

  • 日本人delegatesで朝MTG @ Muddy Cup
  • 昼→午後はFrancisと市内ツアー(University Villageで点心 → MOHAI → Space Needle → Pike Place Market)

学び・気づき・メモ

  • 日本人同士でもSALIへの期待事項が全然違ったこと
    • 特に僕自身はコンテンツ・知識面への期待が全く無かったことに驚いた
    • 考えてみると、それは「コンテンツとか知識はSSIRとか本とかで勉強した方が早いし効率的」「それよりも場や自分に対する気づき、在り方の模索こそが貴重」と思っていたため
    • そしてそれは自分のリーダーシップの旅の経緯によるところが大きい
    • しかし、他の日本人男性2名はもう少しコンテンツとか深くて早いDiscussionを求めていた模様
    • 確かにDiscussionがあまり出来ないのは少しフラストレーションがあるかも
  • MOHAIで学んだこと
    • SeattleがSmart cityであること
      • 大学を出ている人の率が56%(全米平均33% No.1 / 51cities)
    • Philanthropyが根付いていること
      • 60.3% of Greater Seattle make charitable donation (No.4 / 51 cities)
      • 36% of residents volunteer their time
    • Boeingが結構支えになっていた + それを大学教育などにきちんと投資してきたということ
      • 兵士の社会復帰プログラム → GI Bill @ University of Washington
    • 多様性がある
      •  LGBTQが6.9%で2nd largest
      • asian american 13.8%
      • african american 8%
    • High Family income $85,600 / year * 1 family
    • 移民のそうそうたる歴史
      • 中国人移民への排斥運動など
  • 市民の環境意識が高い理由の分析について
    • 高い証左
      • いたるところにソーラーパネル、プリウス、沢山の環境系NPO
      • host familyに至っては日産LEAF
    • 一つは学歴が高いから
    • NPOのプロモーション・アウェアネスレイジング → Tipping Pointを越えた
    • 美しい町並み、海産物などが環境を意識させる?
    • そういったことが町のカルチャーとなって、よりカルチャーに合う人をひきつけるようになる

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