Facebookには少し書いたのですが、3月31日~4月12日まで、iLEAPのSALIというプログラムに参加するためカンボジア・日本を不在にします。SALIというのは東南アジアのSocial Entrepreneurのためのリーダーシップに関する研修とNetwork構築のための旅@シアトルであると自分では理解しています。
なお、SALIプログラムの内容についてはこちらをご覧ください。 iLEAPという団体の概要についてもリンク先から見ることが出来るかと思います。
このブログではこの(クソ忙しい)時期にプログラムに参加する理由と、支えてくれた皆への感謝を伝えたいと思います。かなり本音で書いているので、突然見た方はびっくりされるかと思いますがご容赦ください。
iLEAPに参加する理由
一言で言えば、多分今の自分にとって本当に大切なものを見つけるための旅になるだろうという直感によるものです。
多分それは「志を持った戦友」と、「自分の再発見」、そして「常に自分らしくいるための術を得ること」なのではないかと思っています。同時にそれほどわかりやすい言葉でまとまる必要もないとは思いますが。
そのためには自分のキーワードである社会起業家×東南アジア×Authentic Leadershipを追求するiLEAPのSALIプログラムが最も適していると思い参加することを決めました。この時期にこのプログラムにご招待頂いたというのは本当にご縁としか言いようがないことですが、紹介してくれた当団体の本木に感謝。
もちろん決算・予算をはじめとした様々な業務には支障が出ないように気を付けますが、それでもこのタイミングでの参加を認めてくれた団体のディレクター陣にこの場を借りて感謝したいと思います。
自分の悩み
自分が今長期的に陥っている課題の一つが「自分のやりたいこと、やるべきこと、やれることがそれぞれ良くわからなくなってきている」ということです。自分自身を見つめて考え直す必要があると感じていました。そうでなければ今後3,4年間を今のよりもっとギアを入れて走り続けることが難しいと思っています。
自分の個人的なミッションを再確認するプロセスの中で、自分にとって現在の事業を行っていく上で何に力を入れて何を辞めるべきか、どういう気持ちで関わるかということを再度整理したいです。その中で、困難に感じている現在の事業や高い壁を乗り越えていく大きなエネルギーを再度充填したいと思います。
なお、一見矛盾するようですが、わかりやすくキャリアや自分のミッションを整理したくないと同時に思っています。むしろ「すっきりしていなくて不安」という自分の気持ちにきちんと目を向けて、何が起きているのかを感じてみたいと思っています。
なぜiLEAPなのか?
経営者として最も身近な人である当団体の本木が、前にiLEAPのプログラムに参加して目に見えて成長したという事が一番の決め手でした。
そして次に関わる人のすばらしさ。とくに主催者の夫妻の人間力、包容力がまさに憧れるものであるということ。
最後に、これはシアトルに来てみて初めて感じたことですが、この町や人の持つ暖かさ、coolさ(本当に寒い。。。)が探索の旅に適しているんだろうな、ということです。日本やカンボジアにいたのでは絶対に気づかなかった自分に出会えそうです。
自分の組織に持ち帰ることが出来るもの
これはまだわからないというのが本音です。プログラムの内容わからないし(笑)。でも想像して書いてみます。
1つ目は、カンボジア人のマネジャーにリーダーシップというものがどういうことなのかを伝えたいと思っています。ちなみにうちのマネジャーの一人がこのプログラムに応募して、しかも落とされていたという事実があります。彼が学びたいと思ったことを帰った後に伝え、次回は是非彼に参加してもらいたいと思っています。そういう意味では、「かものはしの人はもう二度と来て欲しくない」と思われないように頑張らないと。。
2つ目には、自分自身のリーダーシップスタイルや立ち位置に自信を深めることです。それによって仕事一つ一つの熱量、そしてクオリティが変えていけると思います。また、一緒に働くスタッフ達の心にも今まで以上に火を付けたいですね。
感謝
まずこの日付にいなくなるために、予算作成や年度計画作成を急がなければなりませんでした。本日までに何とかどちらも一通り終わったのですが、それにはカンボジア事務所スタッフの協力が不可欠でした。大変な環境の中で快く協力してくれたスタッフ達に御礼が言いたいです。
また、日本のスタッフにも御礼とお詫びを伝えたいです。提出した予算のフォロー、決算のやりとり、報告書のやりとりなどに時間を使うことが出来ないためです。サポートしてくれているカンボジア事務局のスタッフもありがとう。
最後にこのような貴重なチャンス(と全ての費用)を与えてくれたiLEAPの皆さま、そして本プログラムのGrant Providerの方に感謝を伝えたいと思います。
Kentaを呼んで良かったと言われるように頑張ります。