もう24にもなったが、懲りずに今日は5月祭(東京大学の本郷キャンパスで行われる学園祭)で売り子をやってきた。
かものはしの姉妹団体ゆるかもの5月祭の出し物は「タピオカティー」。一杯200円だが面白いくらいに売れていた。
コップ一杯のジュースとタピオカで200円というのはどう考えても高いんだが(お店によっては200円でたこ焼き6個売ってたし)、
- 縁日の魔力(値段じゃなくてノリ)
- 10杯でカンボジアに教科書を一冊送る というソーシャルマーケティング
- 赤門のすぐ近くという優れた立地
全体の収支などはまだ聞いていないので何とも言えないが、今日の14時くらいから18時まで手伝っていたのだが、その間はよく売れていたと思う。
いつも学園祭では売り子としてめちゃくちゃな商品説明で売りまくるのだが今日しゃべっていたのは下記な感じ。
- 1杯200円、2杯で400円、6種類全部飲んでも1200円です!
- 5月祭の記念に、夏の思い出にタピオカティーいかがですか?
- これを飲まずに帰れるか!タピオカティーいかがっすか!
- 本郷三丁目までのお供にタピオカティー、駅にはゴミ箱も設置してございます!
- まずは1杯、おいしかったら2杯目を、かなりおいしかったら3杯飲んで宣伝してください!
- 行列のできるタピオカティーはこちら!ただいま大人気5分待ち!
- ラッキーなあなたに現在タピオカ増量中!
通りゆく人がぷぷっと笑うくらいがちょうどいい。あとは元気に声を出していれば何とかなる。
3年前くらいにクレープを売ったときは、完全にキャッチで売ったがかける時間の割に売れ行きが伸びないので、一般的に売っていた方がいいのだなと学習した。(ほとんどナンパ売りという感じだった。250円のクレープですし。)
とにもかくにも、一番自分が楽しませてもらった。ゆるかものみなさん、片付けできなくてごめんなさい。楽しかったです。
最後に学園祭で感じたことを2つ。
- 学園祭は正直プロセスがおもしろい。5月にやるものとなると、サークル内部で微妙に仲良かったくらいの人と一気に仲良くなれるチャンスだったりする。東大だと女の子は他大学という場合がなぜか多いので明らかに女の子にいいとこ見せようという男子急増。顧客は内部にいる!
- 値段はできるだけ下げない。タピオカティーは他にも2店舗あったが、もともと他の店の方が価格付けが安かった。また、終盤にさしかかって在庫が、と考えると値段を下げてしまう欲望にかられる。でもできるだけ下げないのがお勧め。終盤にさしかかれば財布のひももゆるくなるし、そもそもノリで売ってるんだし。
結局最後の10分くらいしか値段を下げなかったのもよかったのだろう。