2010年6月8日火曜日

もし彼女が工場長になれたら、彼女と僕たちの夢

5月からマーケティングチームを作りました。今までプロダクションチームの中とセールスの中で何となくやっていた部分を明確にしてリードしていくためです。

ここでいうマーケティングは広義のマーケティングで、事業開発を含みます。顧客の創造、商品の創造、チャネルの創造などももちろん含みます。

メンバーと言えば、僕と工場長のソバン(Sovan)、営業のスレイマウ(Sreymao)、樋口さん、そして元トレーナーで今はスタッフとして働き始めたソパン(Sophern)がメンバーです。(今度紹介記事を書きたいな。)

特にソパンは英語がしゃべれないので、MTG中にソバンが通訳する形で入っています。

それでは、ソパンはなぜ英語がしゃべれないのに、このチームに入っているのか?
それは彼女に今後ファクトリーの運営の中核を担うスタッフになって欲しいからです。そして彼女がそれを望んでいるからです。(もちろん英語は勉強中です)

農村出身の彼女がファクトリー運営の中核を担うスタッフになる、それは僕たちのプロジェクトの一つの夢でもあります。そしてそれこそがこのプロジェクトを持続的にするための人作りであり、仕組み作りであると思っています。

そのためにも実際のお客さんの声や、事業開発の経験、日本人と仕事をする経験を身につけて欲しいという思いで、少しストレッチさせてこのプロジェクトに入ってもらいました。


「将来は工場運営をやっていきたい」と語るソパン

もちろん彼女は、今まで縫製やワーカーへのトレーニング、生産計画の実施しかやってきませんでした。そのため自分でプロジェクトの計画を作ったり、お客さんの声を聞きながら商品開発をしたりというのは初めての経験。

例えば、自分でタスクを洗い出したり、スケジュールを決めたり、ゴールを決めたり、ということの経験がありません。そこで、ミーティングでは時折、授業のようにするべき事を丁寧に教える必要が出てきています。

それでも、慣れないプロジェクトに戸惑いながらもどん欲に学ぶ姿勢を見せる彼女を見て、こっちも覚悟を決めて全部伝えようと頑張っています。

彼女と僕たちの夢、実現に向けて頑張ります。