2010年5月26日水曜日

カンボジア人の優しさに触れた日

3泊5日という強行日程で日本に一時帰国して、またカンボジアに戻ってきました。

シェムリアップ空港に着いたのは夜の10時半。まずシェムリアップの自分の部屋に一泊して、次の日に農村のオフィスまで行こうと考えていました。

いつもながら空港に着くと、旅行会社が韓国人と一部の日本人を出迎えています。
もちろん出迎えが無い僕は、適当に安い交通手段を使って町まで出ようと考えていました。しかし、車のタクシーしかおらず1台7ドルという値段。一人で乗るには高すぎます。

ということでバイクでも通らないかなぁとあきらめて空港から町までとぼとぼ歩き出しました。数百メートル行ったところで、2台ほどのタクシーに声をかけられましたが、いずれも7ドル。まぁ交渉すれば5ドルくらいにはなったかもしれないんだけども。

あきらめて歩くか(3キロくらいかな)と考えていたところ、突然一台の車が僕を少し追い越したところで止まりました。
「またタクシーならもういいよ」と思っていたところ、中に乗っていたカンボジア人が
「歩いて行くと遠いから乗りなよ。タダでいいよ」
とのこと。男性二人組だったし、多少怖いところもあったんですが、疲れていたこともあり、えいやっと乗ってしまいました。

乗ってみるとやたら助手席にいるカンボジア人がやたら話しかけてきました。
カ「どこから来たんだ?韓国か?」(ソウルからの便なので)
僕「日本だよ!」
カ「日本か!あそこはいい国だ。俺は一度行ったことがあるんだ」
僕「(珍しい!)どこに行ったの?」
カ「ソソクサと沖縄(ラブリーアイランド)と北海道(snow is great)だ。」
僕「浅草だよね。すごいな何で日本に行ったんだい?」
カ「なんかリーダーシップのプログラムみたいので、日本での宿泊は日本の政府がお金払ってくれたんだよ。ホテルニューオータニに泊まったけど、あそこはエアポートみたいで好きだよ!」
というやりとりやら

カ「NGOでお土産物を売っているのか!俺の親戚がXXホテルでXXやってるし、XXホテルも知り合いがいるから紹介するよ。また連絡を取ろう」

というやりとりやらで楽しく家の近くまで送ってもらうことが出来ました。
彼はある4つ星ホテルのResidential Managerとして働いて3ヶ月目くらいとのことでした。曰く「給料は低いけど、新しい経験が出来てワクワクしているんだ!」とのこと。

突然道を歩いている知らない外国人を車に乗せて家まで送ってしまうカンボジア人の優しさと、優秀さに触れて、空港から歩いて帰ろうとするのも悪くないな、なんて感じてしまいました。