2008年2月9日土曜日

HTMLコーディング+αを探る

おかげさまで、HTMLコーディングのサービスはいろいろなお客様にご愛顧いただている。
1月から3月まで扱うHTMLのページ数が3000ページほどに迫るというのも、何度も繰り返し発注していただけているお客様がいるからだ。(実際にコーディングするページだけではないのでそんなに意味のある数字ではありませんが)

様々なWeb制作会社の方から発注をいただくので、その先のお客様のことも考えると、結構なパターンの仕事をこなしてきた。その中で凄腕ディレクターというか、すごく仕事がしやすいディレクターの方ともかなり出会ってきた(ように思う)。ただ、その条件としてはどうしても
コーダー出身なので、コーディングで何が必要か、どういう修正が辛いか、どれくらい実現に時間がかかるか直感的に分かっている。そのため、やりとりがスムーズになり、二度手間なことも少ない。
というケースが多いように思う。でも、これをいろいろなお客様のディレクターに望むのは難しい。そもそもコーディングに詳しくないから外注したい、というケースが多い。

ということで、うちが凄腕ディレクターから吸収した技+コーディングの視点からえたものを、お客様のディレクターのアシストとして、サービスしていけばもっとスムーズに発注ができるのでは、という考えに至った。
多分、やらなくてはいけないのは下記の三点

  • コーディングを進める上で必要な情報や、コーディング時の情報のやりとりがスムーズになるようなフローの定義、ツールの導入、啓蒙(理想のサイトマップ、理想の仕様書)
  • サイトマップの整理や、画像パーツの発注などの、コーディングディレクション業務のサービス化
  • HTMLコーディング+αとして、システム制作、画像パーツ製作、文章校正、サーバー管理などのサービス化
即効性があるのは1点目だろう。3点目なんかはHTMLコーディングサービスの域を超え、隣接事業分野に展開することになるので、お客様の声を聞きながら慎重に進めたいと思っている。

少なくとも4月頃には下記の問いに答えられるようになっていたい。

  • 理想のサイトマップとは?
  • Trac+Subversionが今のところはベストなのか?
  • サイトマップ作成や、ファイルのステータス管理に、grep+正規表現やExcelのツールがあれば生産性が格段に上がるのでは?そのときの標準のフローは?
  • 隣接事業分野のニーズはそれぞれどれくらいか?スタッフのキャリアパスとしては適当か?
(お客様の予算の関係で)3月まで忙しい分、4,5月はある程度暇になるので、そこでもう一段階成長するための準備ができればと思う。



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