2013年7月17日水曜日

嬉しい偶然とご縁

さてプノンペンへの1週間の出張を終えて帰ってきました。色々な種を蒔いたので芽が出るのを楽しみにしつつ、まずはシェムリアップとわが家の雰囲気に落ち着いております。

プノンペンではジェットコースターのように様々な方に出会い、お話をし、お酒を飲み語り合いました。なんと言っても本当に沢山の日本人が様々なチャレンジをしているのがプノンペンの魅力。行く度にプノンペンが好きになっていきます。お酒もラーメンもおいしかったし!

そんな1週間の旅で一番驚いてご縁を感じたのが、あるJICAのシニアボランティアの方との出会いでした。

その方は銀行に30年ほどお勤めになった後、ご自身でヘッジファンドの会社を立ち上げられ、その後会社を売却されたそうです。そしてエンジェルのようなことをやられながら、2000年に入ってから新たなライフワークとして選ばれたのがJICAのお仕事ということで、中央アジアを初めとして様々な国でJICAの専門家やシニアボランティアとしてご活躍なさっていらったそうです。今回はご縁があって雇用に関する問題を解決するためにカンボジアに短期間でいらっしゃいました。

打ち合わせにあたって、私たちにもカンボジアの雇用ということに大きな問題意識と興味があるため、どんな話が聞けるのかと大変ワクワクしていました。そして、お話自体もその期待を超える実務的にも哲学的にも様々な気づきと刺激を頂けるものでした。

ただ一番びっくりしたのが、下記のやりとり。

シニアボランティアの方「私はXXX銀行に30年ほどいたんですよ」

青木「そうなんですね!私の祖父もXXX銀行でした。村井七郎というのですが。」

シニアボランティアの方「! その方は私の仲人、、いや、結婚式の主賓でしたよ」

ということで、なんと私の祖父(故人)が主賓としてお招き頂いたご縁があったみたいです。同席されたJICAの方も

「結婚式でご縁があった方と、そのお孫さんがこうやってカンボジアでまた出会うというのも面白いご縁ですね〜」

とおっしゃっていらっしゃいました。まさにその通りで、本当にご縁を感じるひとときでした。

 

改めて、「私が祖父や家族が紡いできた歴史の上に立たせてもらっているという事実」「数十年の時を超えて(40年くらい?)おなじカンボジアという国のためにどうにか貢献したいという思いでつながっているという事実」をかみしめる、そんなプノンペン滞在となりました。

今後ともよろしくお願いします!

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