同じモチベーションの人とだけ働くのは比較的簡単だ。まわりのことを気にせず、自分にとって居心地が良い場所をを作れば良い。
ビジョナリーな組織を作るなら、まずバスに乗る人を選べと言う。カルト的なカルチャーで人を選別するべきだと言う。そうすれば自然と同じ価値観の人が集まってくる、それが強さなんだと。
違うモチベーションの人と働くのは大変だ。初めてその人と向き合って、理解する、いや、理解出来ないことを知る必要がある。
でも変化への対応、そしてイノベーションは多様性から来る。僕にはその考え方、その人がおってきた歴史、その人の状態をマネすることは出来ない。時に理解することも難しい(笑
ま、そんなチョイスをするまでもなく、人と人は違うことに気づいたというのがこの10年間で最も大きな師匠からの学びでした。例えば、
将来のことに夢や不安を覚えて頑張る人もいる。
今が楽しいから頑張る人もいる。
過去のことにすがったり、くよくよする人もいる。
その違いを無視して「夢を持つべき」「夢なんか無くても良いんだ」とか議論するのは不毛だな、とも思うが、それはまた別の話。
色々な違う価値観と本気でぶつかりながら働いている今の経験は、仕事以上に自分の人生そのものを豊かにしてくれるな、と実感。 ありがたい。