今日は急遽出張でプノンペンに行き、5トンのい草を買ってきました。
おおよそ年間の半分程度の消費量になり、来年の1月〜6月頃に使用する予定のものです。現在ほとんどのい草はカンダール州の農家の方やNGOの方から仕入れています。カンダール州はプノンペンを含む、シェムリアップから300Km程度離れた場所になります。 過去に一度栽培にもトライしましたが、やはりノウハウが必要で難しかったこともあり、カンボジアの農家の方の協力でい草を確保するようにしています。
い草が無ければ商品を全く作れませんので、確保には大変気を遣いますし、どうしても大きな買い物になるので買い方にも気を遣います。
今回は
・ベトナムの会社やマットの輸出用で使用するい草の量が増えており、確保が難しくなってきていること
・2010年初旬にとれた古いい草の方が良く乾いており、軽くなってお得な上に使用しやすいこと
などの理由で今回一気に買い付けることになりました。
下記にその様子をご報告しますね。
在庫で詰まれているい草です!ドイツのNGOの協力で出来ている巨大な倉庫に入っていました
まずはい草の品質をチェック。ムダが出ないように良い品質の物だけ買っています
こちらはベトナム向けに売っている質の悪いい草。しかし色染めと機械織りの技術があり、あまり質は気にしないそう。値段は3分の1くらいなのです。
長さもチェック。1.2mの幅のマットを織るためには1.4m程度の長さが必要です。
最後に購入するい草の重さをチェック。一度に500Kg程度はかりで量って合計5トンを購入しました。
トラックに乗せて運びます。途中無くなったりしないように数もしっかりチェックしてますよ。
ナイトバスで行って、その日のうちにバスで帰ってきて少し疲れたので明日は半休です。スタッフのみんなもお疲れ様でした。