8月末に家族がバンコクに引っ越しました。それを記念して青木家第四章のチャレンジ(今命名)とこれまでの軌跡をお届けしようと思います。自分のために。
なお、誤解されがちですのであらためて言いますが、僕はシェムリアップをベースとして仕事することは変わりません。週末にバンコクに行くことが増えるかと思います。(というこのブログもバンコクの空港で書いています)
改めて転機ごとに皆さんをおさわがせしたりご心配していただいた事を思い出し、皆さんのおかげでこいういう好きなことができているんだな、と万感の思い。ありがとうございます。
- 青木家のフェーズを色々分けると下記の感じかな
- プロローグ:5年半のお付き合い
- 第一章:結婚&健太単身赴任@カンボジア 2008 - 2010
- 第二章:遙誕生 2010 - 2014 静が育てる@日本
- 第三章:遙カンボジアへ 2014 - 2016 健太が育てる@カンボジア
- 詳しくは日経をご覧ください 海外転勤、共働き家族は… 実績・育児両立への道
- 本当に大切な時間であった。絆ができた
- 第四章:家族のベースはバンコクへ
- 健太はカンボジアで仕事 → 週末はバンコクへ
- 静はバンコクで仕事。遙はバンコクでインターナショナルスクール
- 結婚の形式でいうなら 「七夕婚から週末婚へ」
- 新婚以来、年に数回のタイミングでしか会っていない七夕婚から、
- 毎週末?バンコクで会える週末婚へとの進化
- 不思議なくらい何故バンコク? と聞かれるので下記に理由を
- 家族で決めるときの条件・優先順位
- 第一:家族ができるだけ近くに住んで頻繁に会いたい
- 第二:遙の教育、医療などが安心できる都会が良い
- 第三:静のキャリアを前向きに積み重ねていける職場がほしい
- 皆さんが知らないバンコク
- まず新宿・渋谷なみの都会。日本の中でも都会。シェムリアップとは圧倒的な差。
- 渋谷>=バンコク>>>プノンペン > シェムリアップ という感じ?
- シェムリアップ←→バンコクの距離は物理的にも移動時間的にも金額的にも近い。大阪←→東京より近い。
- Google Mapで道路の距離が500km以下
- 往復の飛行機が11,000 - 13,000円くらい。飛行機以外の交通費も$20くらい。
- 飛行機の時間は1時間くらい。
- 突然明日来て、とかなってもかなり対応しやすい
- 日本人がものすごい多い。固定的に住んでいる人で10万人程度
- 例えば英語を一切喋らなくても診療・人間ドックができちゃう病院とか
- (お金を払えば)教育の水準も高い
- インターナショナルスクールはかなりしのぎを削っている印象。選択肢が多すぎて選びづらいくらい
- まず新宿・渋谷なみの都会。日本の中でも都会。シェムリアップとは圧倒的な差。
- 家族で決めるときの条件・優先順位
- プロセス
- 健太がカンボジア事業を独立して続ける意志決定をする (今度詳しく書きますが、かものはしプロジェクトの総会やWebサイトでお知らせしたように、カンボジアでの事業を続けて行くためにかものはしプロジェクトから独立します。 くわしくはこちらのブログを参照の事。)
- → じゃあ帰ってこないじゃん、 問題解決をするためには静が仕事を辞めてでも移動するしかない(言葉では言い表せない感謝!)
- → シェムリアップでは第二・第三の条件を満たすのが難しい
- → バンコクを軸に(一応プノンペンとかも含めて)職探し
- → 職探しするにも現地採用なので現地でじっくりと企業を探すのが良い
- → 面接はいくつか進めながらもまずは引越!
- → 内定もいただきつつ、引っ越し先も決めた! ← イマココ
- これまでのところの学び
- プロセスを経たところからの学び
- 大事なことはきちんと家族会議をして話すべし
- きちんと合計7,8時間話せば、感情的なつながり・落ち着き・共通する価値観の明確化ができる
- 論点を整理して話し合うのはお互い得意
- その他大事な学び
- 新卒で入って終身雇用が前提の会社だったとしても、意外と会社は辞められるし、意外と就職はできそう
- とはいえ会社を選ぶのは難しい。「意外と就職はできるし、お金の計算からしてこれくらいは仕事が見つからなくても大丈夫」という気持ちをしっかりもって焦らず見つけるべし
- 決めた後の動きは静の方が圧倒的に速い。迷いがない。
- プロセスを経たところからの学び
- 今後の懸念
- 新生活が落ち着くか
- 静は4ヶ月 育休の時にカンボジアに在住、遙は2年間在住経験があるとはいえ、土地勘もない異国の地。生活が落ち着いて楽しく暮らせるかどうかが大切。遙の学校・体調・医療も含めて。
- 仕事が落ち着くか
- 有り難いことに転職活動はすすんでいて、仕事が全く半年見つからなくて撤退という可能性はなさそう。とはいえ、新生活のストレスがある中で、新しい仕事のストレスがかかってくるわけでペース調整が大事
- 週末そんなに頻繁に通えるか
- まず純粋に、体力・心の力的に月に2-3回コンスタントに通えるかどうか
- カンボジア事務所の独立も正念場を迎えており、それがおろそかにすることはできないし、そう思われるだけでもマイナス。タイに行ったことがメンタル的にも、仕事のスタイル・経験・事業展開などの面でもプラスになるような仕事の仕方をしていく。
- 長期的にいつまでいるのか
- 短期的なことをきちんと乗り越えたとして長期的なビジョンはどうか
- 変数としては、健太の仕事の具合・バンコクの治安/安定・遙の教育・その他実家の都合(介護など)がどういうスパンでどう起きてくるか
- 新生活が落ち着くか
- 結局のところ青木家で大事にしていること
- 節目節目で自分達の頭で考えて決めていくこと。
- 第三章も母親が面倒をみるべきじゃないか?とか、第四章でも経営者がそんなに行ったり来たりしていていいのか、とか、日本に帰ってくればいいじゃないか、とか、色んなアドバイスをもらった。それはそれぞれもっともなアドバイスで考えるべき視点はくれるけれど、最後は自分達の頭で考えて決めることを大事にする。
- 結果としてSolution Spaceが広くなる
- 家族がいるからこその自己実現、幸せの作り方があるはず。
- お互いがお互いの未熟さを受け止めて、成熟していくために寄り添うということ。
- お互い様、バトンタッチ、リレーみたいのがあってよい
- お互いが幸せに生き、相手に前向きに関わることでお互いによい影響を与えられる と信じる
- 節目節目で自分達の頭で考えて決めていくこと。