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2011年8月10日水曜日

工房に電気がやってきた!

先日発電機の購入を検討しているとブログでも書いたのですが、とうとう発電機を購入し工房に電気がやってきました。目的は電気ミシンの導入と、工場管理スタッフ用のオフィスワーク。

このところ、販売に生産量が追いついていない状況が続いており、エイヤと導入しました。
効果はこれから検証していきますが、今回は導入した様子をお伝えします。

購入した発電機。とりあえずは1台を購入して様子見です。
5Kwで20A程度まで耐えられるそうです。
配線工事などは経費節減のため、もちろん自前でがんばります。
二重屋根の裏を通して配線
普段はオフィスワークのソバンが大健闘。
梁の上でもへっちゃらです。

この電線カバーは水道管のようでいただけないので
ナチュラルな色に変えるように指示しておきました(汗

電気ミシンと言ってもなんと足踏みミシンにモーターをつけるだけ!
使いたくなったら足踏みもすぐに使えるんです。
大分使い勝手が違って大変かとおもいきや、
さすがベテランワーカーのチャンティ。
すぐに慣れてスピードアップしていました!

縫っている様子を動画で。


まだ始めたばかりですが、電気ミシンとパソコンだけでなく、

  • 大切な作業の時に手元を照らすライトのための電気
  • 大切なプリントをPCから印刷するプリンターのための電気
など当初想定していなかったことにも電気が早速役に立っています。

また、発電機を長く大切に使うためにはメンテナンスが欠かせません。メンテナンスを担当するのはドライバー兼なんでも担当のMr.ソン。相変わらずの渋さでがんばってくれています。

ドライバーとして女性達の送り迎えを担当するだけでなく、
ファクトリー内の工事全般を担当しているMr.ソン。
なんと発電機のメンテナンスも少し経験がありました。
いぶし銀です。
電気ミシンの様子はまた今後も報告しますね!

2011年6月24日金曜日

カンボジアオフィス移転します

さて、かものはしのカンボジアオフィスは今はDomdaekという町にあります。
シェムリアップの中心部から30kmほど離れた場所で、詳しい方には「ベンメリア遺跡に行く途中に曲がり角になっている市場のある町」と言うとわかりやすいかも知れません。

これは私たちがコミュニティファクトリー事業を行っているKchassという地域(またその前にファクトリーを運営していたチクライエン地区)から最も近く電気などのインフラがある場所ということで選んでいました。

元々インターネットも無い場所だったのですが、それでは仕事にならないと言う事で衛星で無理矢理インターネットをひいて何とか使い続けていたオフィスでしたが、なんと7月から移転することになりました。

今度はシェムリアップの中心地にほど近い(2kmほど)オフィス街に(というか住宅街?)にオフィスを構えることにしました。

理由の一つは経費の削減。なんとDomdaekのオフィスでは、電気代が非常に高く、家賃の2倍程度もかかってしまっていたのです。それは電気が政府提供の物ではなく、プライベートの会社による物であったためです。しかしシェムリアップでは電気代の単価がなんと4分の1。スタッフもコンピュータも増えた今、バカにならなくなった電気代をはじめとして様々なコストの削減のために引越を決意しました。

正式な住所などは改めてご連絡しますが、まずは引越のお知らせまで!

引越にあたって、僕自身も様々な物件を見てきましたのでその様子を写真でお送りします。

まず検討したのが新バスステーションの近く。
非常に物件が安いのですが、バスが煩く、
電気代が少し高かったのがネックでした。

次に検討したのは町の北側にあるオフィス街。
場所によってはテナントが無い家の方が多いため、
ちょっとゴーストタウンの様相を呈しています。。。

一回の様子。カンボジアはかなり細長い形状のふらっとが主流です。
ここも横4.5m×縦12mと細長い。。。

家として使う人も多く、キッチンスペースもばっちり。

お風呂は普通ありませんが、シャワー+トイレは至る所にあります

2階の様子。広めの部屋と小さめの部屋がありました。

3階まであります!
結局2番目に見たこのフラットにすることにしました。近くには日系も含めてNGOのオフィスもあり、今後活性化するかどうか楽しみです。


他にも見に行った物件。こちらは家のタイプ。
2階建てで広いうえに安かったのですが、
部屋がわかれすぎているのでちと使いづらい。。

見学させて頂いたときは前にいた方が引っ越ししている最中でした。。

家の物件の1階には何故か筋トレマシーンが。。
NGOのオフィスだったとのことでしたが。。

なにやら豪邸らしき物も見に行きました。

前に日本人の方が住まれていたそうです

立派な階段!しかしこの場合は少し邪魔でした。。。
家賃も高かったので豪邸オフィスはもちろん見送り。

街の中心部に近い物件も見せて頂きました。
少し小さく今回は利用しませんでしたが、
このアクセスでこのあたりは月$300程度で借りられるそうです
実際の引越は来週を予定しており、7月1日には新しいオフィスで仕事が出来る予定です。
今度は町にも大分近くなりましたので、是非遊びに来てください!!

ナイトマーケットにかものはしのお店がオープンしました!

シェムリアップで夜の人気観光スポットといえばナイトマーケットです。
100以上の小さなお土産物屋とフードコート的なバーなどがあり、連日沢山の外国人で賑わっています。

なんとそこにかものはしの直営店をオープンしました!今日はその準備と開店の様子をお届けします。
そもそもかものはしがここにお店を開こうと思ったのには二つの理由があります。

1つは売上の拡大。前に紹介したクマエユーンさんでも感じたことですが、きちんと沢山の商品を並べることで多くの売上を得ることが出来ます。また、委託や卸と違い、利益率も大きく利益に貢献してくれます。2年前に比べて売上が倍になった昨年度。しかし、来年度までにさらに2倍を目指さなくてはいけません。その売上達成のためにも必要なのが小売店です。

そして2つめは商品開発のためのアンテナショップ。今、かものはしでは沢山の商品を扱うことが出来ています。しかし、まだまだヒット商品が少ないのも現状です。この2年間のテーマは商品の改善や新しい商品の開発。そしてそれに一番大切なのは実際に販売してみたときのフィードバックです。委託で販売をお願いしている場合では、どんな年代、国籍、性別のお客さんが買ったのかということはもちろん分かりません。そして、スペースも限られているため、テストできる製品が限られています。 だからこその自社店舗。きちんと新商品を展示してテストしていく拠点にしようと考えています。

本当にまだ始まったばかりですが、10月後半からのハイシーズンまでにはきちんとスタッフを訓練し、お店も整えていきたいと思います。

シェムリアップにお越しの際は是非寄ってみてください!
  • 営業日:基本的に毎日
  • 時間:17時 〜 23時
  • 場所:ナイトマーケット(http://www.angkornightmarket.com/)正面入って奥の大きなisland barの右側。(元々ブルーパンプキンがあった場所です)



準備第一弾は棚作り
おかげで立派なガラスの棚が設置できました
地元の大工さんに頼んで棚も設置!

いよいよ営業開始です!

ショップスタッフはやや緊張気味!

最初のお客様はカンボジア人の方でした。サンダルをお買い上げ。
ありがとうございます!

まだローシーズンにもかかわらず沢山のお客様。
初日はなんと目標の5倍、$100以上の売上を上げることができました!!

2011年6月10日金曜日

天然染料にチャレンジ!

ファクトリーで作っている製品は、現在は他のカンボジアの農村の人たちと同じように
化学染料を使って染めています。

もしそれが地元にあるような草木を使って染める事が出来れば本当に素敵なことだと思い、1年前くらいから天然染料をつかった染色を検討してきました。

そして今回やっと、カンボジアで伝統的な織物の復興をされているIKTTさん(URL:http://iktt.esprit-libre.org/)の協力を得て初チャレンジする事が出来ました。今日はその様子をお伝えしたいと思います。

IKTTさんはシルクをメインとして、内戦で失われそうになった伝統的な織りの技術を復興させるべく、なんと蚕を育てるための森(伝統の森)からカンボジアにつくって取り組まれているNGOです。
代表の森本さんは元々京都で職人をされていた方です。
今は森とその周りに作った村で暮らしながら、様々な織物を製作して販売されています。

今回は森本さんに協力して頂けると言う事で伝統の森まで、染めを担当している村の女性やスタッフ達と行ってきました。

いくつか説明をして頂いたあと、実際に持ち込んだい草や椰子の葉っぱで、染めにチャレンジさせて頂きました。


染める素材を選定中
染める液はこちら。これで黒色に染まります。
上の黒色はなんとこの木の葉っぱから取った物です
これはベニノキ。オレンジ色に染まります。
布を染めていらっしゃった残りの黒色の染料を使って、染めさせて頂きました。
シルクだと30分程度煮込めば色がつくそうなのですが、い草はそうもいきません。
ぐつぐつ煮込んで染めていきます
時間がたってもなかなか色が素材に入っていかない様子を見てあせるスタッフ。


まだかしら?? と不安げに見る村の女性
森本さん曰く
「素材の特性もあるし、素材と染料の相性もある。一晩、二晩寝させないといけないかも知れないし、違う染料が良いかもしれない。それを一つ一つ実験して染め方を見つけるしかない」
とのことで、当たり前の事ですが一朝一夕にはうまくはいきません。


ただ、1時間くらい煮込んだところで少し色が定着してきたのを見て、スタッフも少し安心。それを助剤につけて色を発色・固定化させて見ます。


今回使った助剤は鉄媒染。鉄をレモンで酸化させ溶け出させています。
そうしてできあがったい草に本当に色がついているかどうか、水で洗ってみて確かめてみると、、、
黒くなっている!!
かすかにですが、黒くなっていました。まだまだそのまま商品に出来るわけではないのですが、確かな手応えを感じた僕達。何とか今年天然染料で染めた商品が作り上げられないかと今後も努力していこうとスタッフと話し合いました。


お忙しい中受け入れて頂いたIKTT 森本さま、本当にありがとうございました。

2010年3月6日土曜日

営業とのフィードバックミーティング

定期的にやっている事の一つに、きちんとお客さんの声を生産現場まで届けるという取り組みがあります。


今までは、生産担当のスタッフに営業スタッフからフィードバックをするだけでしたが、最近は村の女性達の中のチームリーダーにもMTGに入ってもらい、直接フィードバックを伝えています。

具体的にどういうお客様のコメントをもらったのか、どこでミスに気づいたのか、なぜミスが起きてしまったのか、他の商品には同じミスが無いのか、どうしたら防げるのかということを話していきます。

女性達の方からも、「この商品はミスが起きやすいから、もう少し時間が欲しい」とか「この部分をこういう風にしてミスが防げると思う」などといった意見が出てきました。
こういう改善の提案が出てくるのは本当に嬉しいです。

このミーティングは、ただのフィードバック以上に大切なものを育てられている気がしています。



なぜファクトリーの製品を売るのか(後編)


ファクトリーの製品を市場を通じて販売する1つめの目的は、村の女性達の自立。

それでは2つ目の目的は何か?
それは「団体の自立」です。つまりファクトリーが持続的に運営できるかどうか、ということ。

ファクトリーを持続的に運営するために必要な事は、
  • 寄付金の最小化
  • 日本人の関与の最小化
が必要だと考えています。究極の形としては
  • 黒字化(ファクトリーの費用は全てファクトリーの売上でまかなうという事)
  • 現地化(カンボジア人が運営するという事)
を目指しています。

そのために、きちんとビジネスとして商品を売る事に挑戦しているのです。

正直に言って、まだ黒字にはほど遠い状況ですが、目指さなければ絶対に到達できない。
このファクトリーがこのコミュニティに貢献し続けるためにも達成したいと思います。

来年度は売上を伸ばしつつも
  • コストを減らす事
  • カンボジア人を育成する事
に注力する事が必要です。普通の会社とまったくちがい、最貧困層の方々とゼロからスタートしたファクトリー。それがきちんと市場に通用する日が来ると思うとワクワクします。


なぜファクトリーの製品を売るのか

かものはしのファクトリーでは、単に職業訓練を行うだけではありません。
大切にしているのは実際に市場を通じて商品を販売する事です。

それは大きく分けて、2つの目的があります。

1つ目の目的は、私たちが村の女性達の自立により役立ちたいからです。

本気で物を売ることがいかに難しい事か、
社会人の方ならおわかりいただけると思います。

しかし、お客様を抱え、納期と品質と生産性に向き合ってこそ分かる事がたくさんあります。

例えばそれは、「物作りの喜び」。
自分が物を作る意味を一番感じるのは、使う人が喜んでくれるから、大切に使ってくれるから、感謝してるから、そしてお金を払ってくれるから。ときに怒られる事や、作り直さなくてはいけない事もあります。でもそれを乗り越えればよりたくさんの人に喜んでもらえる。それが、喜ばれる喜び。
そして、もっといい物を作れるようになる。技術がつく。それが、成長する喜び。そこに物作りの喜びがあるのではないでしょうか?

例えばそれは、「チームで働く喜び」。
村の女性達にとって、今まで多くの人数で一つの目的に向かって協力し合った経験は必ずしも多くありません。
でもい草を縫い合わせるためには、い草と布を切ってくれる他のワーカーが必要です。
い草を切るためには、い草を織ってくれるワーカーが必要です。
い草を織るためには、い草を染めてくれるワーカーが必要です。
そして、それらをうまく連携するためには、チームリーダーや、スタッフ、工場長など様々な人の協力が必要です。
自分一人で出来る事は小さくても、チームで働けば売れる商品を作る事が出来る。
ときに励まし合い、ときに厳しい意見が飛びあい、そして喜びを分かち合う。きっとそこにチームで働く喜びがあると思います。

例えばそれは、「仕事の厳しさ」。
決まった時間にファクトリーにきて、決まった時間まで働く。
納期を守れなければいけないし、一日の生産目標も守らなくてはいけないし、手を抜く事も出来ない。
今できる事をやれば良いだけではなく、徐々に技術をつけて色々な商品を作れるようにならなくてはいけない。
ただ少し疲れたからと言って勝手に休めばみんなに迷惑がかかる。
頑張って作っても、お客さんが欲しい物でなければ売れないし、お金ももらえない。
そこには日雇いの農業とも、家事の手伝いとも違った厳しさがあります。
もし自分一人でお店を始めるとき、その厳しさを知らなかったらどうなるでしょうか?

職業訓練ではなかなか難しい、市場に物を売る事を通じて得られるそういった経験を通して、村の女性により強く生き抜く力をつけて欲しい。
それが1つ目の目的です。

2つめは団体の自立、ということ。でも長くなったのでこの辺で。


2010年2月16日火曜日

ワーカーの送り迎え

12,3Kmくらい離れた遠い地域から自転車で通ってくれるワーカーが結構います。


ただ、かかるときは片道2時間くらいかかってしまうので、
大変だし、なかなか時間通りにもこれない、ということで
最近送り迎えを提供し始めました。

カートがついたバイクを購入し、ファクトリーから10Kmほどの集合場所まで
朝迎えに行っています。6時半集合かな。

結構人数が乗ってくるので多少大変みたいですが、
おかげで出席率が改善しました。
特にシングルマザーの方達が。

やっぱりファクトリーに来てくれると嬉しいですね。

このムービーは現在処理中です。すぐに再生可能になります。



目標を追う大切さ、あるいは生産性と出席率の話




今日は先週までの二週間の成績を発表する日でした。












実は今「生産力強化キャンペーン」を実施しています。


このキャンペーンでは1月の3・4週、2月の1・2週、2月の3・4週の二週間ずつをターンとしてまとめます。
そしてそれぞれのターンで目標設定とKPI設定を行い、達成具合に応じてボーナスを出すという仕組みになっています。

その話に絡めて、生産性を本気で改善したいと思っている事、
目標を追う大切さ、出席率の話をしたいと思います。



■生産性の話


生産力は生産高(作った製品が全部卸で売れたらいくらになるか?)ではかっていますが、
現在は下記のように分解しています。

生産力 = ワーカー人数 × ワーカースキルランク × スキルあたりの1日理想売り上げ × 出席率 × 生産参加率 × 生産性

スキルあたりの1日理想売り上げは定数なのと、人数、スキルランクはあまり変動が無いので、
目下最大の目標が生産性(=生産効率)の改善。次に出席率の維持、改善となっています。

ここで言う生産性というのは、制作に費やしている時間のうち、製品価値をつけている時間の割合の事です。商品を運んでるだけ、布を探してるだけ、ミスがあって作り直し、すべて製品価値が失われます。(言葉遣いは特に日本語では十分吟味していないので分かりづらかったら申し訳ない)。

毎日ファクトリーで様子を見ながら、改善した事が戻っていないか、困っている事はないかなどチェックしています。

具体的にはたとえば下記のような事です。
書いてみると当たり前のことばかりですが、
当たり前の事でも徹底できていないところがありました。

■少し前にやった事(例)
  • ファクトリーの整理整頓清掃
  • 生産の流れとレイアウトを合わせる(隣の工程は隣の場所に)
  • ファクトリー内の温度が高いので風通しを良くする
  • 生産途中でのチェックを強化して、製品ミスを事前に防ぐ
それらに加えて今回は、たとえば下記のような事をやりました
■今回やっている事(例)
  • 布のカッティングとい草の縫いの工程を別に分けて管理する
  • 営業と相談して、注文を入れ替えて、なるべく商品ごとにまとめて制作
  • ミシンがこわれたら、(中古なのでやっぱり良くこわれます)スタッフの修理を待たずに別の作業に取りかかるように指示
  • 健康問題のために、体操とストレッチを導入
  • 暑さ対策(屋根を一枚張る、Tシャツ推奨運動)
などなどです。出席関係などでもいくつかやっているのですが、それはまたの機会に。



■目標を追うのは良いよね、という話

で、何が言いたかったかというと、目標を追うのは良いね、という月並みな話。
一応目標達成すると、ワーカー全員に(出席状況に比例させてますが)わずかながらボーナスが出る用にもしています。

ボーナスは本当に大きなお金じゃなくて、正直農村のご飯一食分くらいの値段なんです。でも、やっぱり、何か自分たちが目標を持っていて、それを達成する事でいろんな人が喜ぶ(自分の仲間も、お客さんも、スタッフも)ということが分かると張り合いがでるんですね。

この前も「生産高をあげるためには、割の悪いこの商品はやめて、違う商品をもっと作った方が良いんじゃないか?」とかそういう意見が女性達から出てきて本当に嬉しかった。ご意見を受けて、値段あげましたけど(笑)

今日の成績発表の場でも結構真剣なまなざしで聞いてくれていました。

結果は残念ながら目標達成の9割程度だったので、ボーナスは半額なのですが、
「今回も頑張った。でも駄目だった。お客さんも僕たちの商品を待っている。次回も頑張ろう。まずは毎日来よう!」という話をしました。



■毎日来るということ

ちなみに毎日来るって、そこからかよ、って思う方多いと思いますが、
彼らが暮らしているのは農村ですし、家庭の事もたくさんあります。
いろんなことと同時並行でやってもらっているわけで毎日来るだけでも大変なのです。

それでも、ファクトリーは来れば来るほど、スキルがつきます。友達が出来ます。楽しい思い出ができます。喜ばれる喜びを味わえます。給料が増えます。そしてだから自信がつきます。生き抜く力がつきます。

だから毎日来て欲しい。

その思いを込めて、今回もこの二週間毎日来てくれた人を一人一人表彰しました。

あーもう言いたい事が多すぎてうまくまとまりません。

ファクトリーの一日の終わりにやるそのミーティングも本当にすてきなんです。
今日の良かったところ、良かった人を発表したり、
働く女性達から改善提案が出てきたり。
まだクメール語でスピーチする事は出来ずスタッフに翻訳してもらっている状態ですが、
いずれ自分の言葉で彼女たちと話したいと思います。
そうしたらもっと面白いんだろうなー。ワクワク。

ということでワクワクしたので寝ます。お休みなさい。


2010年2月13日土曜日

品質確認!

もう1年以上もくりかえし注文を頂いているお客様がいます。

日本人の方向けにお土産物を売っていらっしゃるのですが、
そこに来る方向けに私たちの商品も売って頂いています。

そのお客様にいつも頼んで頂いているのが、
ある大きなバッグなのですが、
品質をチェックするのが大変だったりします。

というのもこの側面に使っている黒い布の質があまり良くないので、
どうしても小さな小さな穴があいています。

それをチェックしてパッチをあてるために
一生懸命ワーカーが穴を捜しています。

ちゃんと作る前にもチェックしていますよ。ファクトリーは電気が無くたまに暗いときがあるので、壁際に行って確認です。




2010年2月4日木曜日

匠現る

やたら匠が現れる、そんな感じのリフォーム番組があったかと思います。


ともかくファクトリーの隣にある、染めを行っている小屋の屋根を直そうと言う話になりました。

そこで、呼ばれて飛び出てきた大工のおじさん(勝手に匠と呼びます)がこの方。

そのおじさんの号令の元、なんと全ワーカーが小屋の周りに集められ、手伝う事になりました。
正直その時点では「屋根直すのに何でみんなが必要なんだよ。忙しいんだよ!」と思っていました自分。


しかし、人が集まるやいなや、彼は驚くべき事を指示し、実際にやってのけたのだ。
まぁともかく、彼が指示したのは、小屋(柱付き屋根の事です)の移動。小屋一つ分を横に移動し、新たな穴に、柱を差し込みました。

そして、建物がまっすぐになるまで、各自に柱を支えさせて土を入れて微調整。
その間彼は指示に徹していました。

しかし彼の言葉に戸惑いながらも作業を続けていくと、あの大きな小屋が隣に移動してしまったではないか?

恐るべき設計、恐るべき指示力。匠ですね。


小屋の移動が終わった後は地味に屋根を張り替えていました。

こういう力仕事でも、みんなで参加した一体感や、ファクトリーを作るのを手伝った貢献感などが、みんなに良い影響を与えてくれたと思います。匠、またよろしくお願いします!



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