やたら匠が現れる、そんな感じのリフォーム番組があったかと思います。
ともかくファクトリーの隣にある、染めを行っている小屋の屋根を直そうと言う話になりました。
そこで、呼ばれて飛び出てきた大工のおじさん(勝手に匠と呼びます)がこの方。
そのおじさんの号令の元、なんと全ワーカーが小屋の周りに集められ、手伝う事になりました。
正直その時点では「屋根直すのに何でみんなが必要なんだよ。忙しいんだよ!」と思っていました自分。
しかし、人が集まるやいなや、彼は驚くべき事を指示し、実際にやってのけたのだ。
まぁともかく、彼が指示したのは、小屋(柱付き屋根の事です)の移動。小屋一つ分を横に移動し、新たな穴に、柱を差し込みました。
そして、建物がまっすぐになるまで、各自に柱を支えさせて土を入れて微調整。
その間彼は指示に徹していました。
しかし彼の言葉に戸惑いながらも作業を続けていくと、あの大きな小屋が隣に移動してしまったではないか?
恐るべき設計、恐るべき指示力。匠ですね。
小屋の移動が終わった後は地味に屋根を張り替えていました。
こういう力仕事でも、みんなで参加した一体感や、ファクトリーを作るのを手伝った貢献感などが、みんなに良い影響を与えてくれたと思います。匠、またよろしくお願いします!