宮城谷三国志を読んでいて気になったのでメモ。
九徳の一 | 寛〔かん〕にして栗〔りつ〕 | ── こせこせしておらず、寛大だが厳しい。 |
九徳の二 | 柔にして立〔りつ〕 | ── トゲトゲしくなく柔和だが、事が処理できる力を持っている。 |
九徳の三 | 愿〔げん〕にして恭〔きょう〕 | ── まじめだが、尊大なところはなく、丁寧でつっけんどんでない。 |
九徳の四 | 乱にして敬 | ── 事態を収拾させる力があるが威丈高ではなく、慎み深い。 |
九徳の五 | 擾〔じょう〕にして毅〔き〕 | ── 粗暴でなくおとなしいが、毅然としている。 |
九徳の六 | 直にして温 | ── 率直にものをいうが、決して冷酷なところはなく、温かい心を持っている。 |
九徳の七 | 簡にして廉〔れん〕 | ── 干渉がましくなく大まかだが、全体を把握している。 |
九徳の八 | 剛にして塞〔そく〕 | ── 心がたくましく、また充実している。 |
九徳の九 | 彊〔きょう〕にして義 | ── 強いが無理はせず、正しい。 |
尚書(書経)に学べることは沢山ありそうですね。僕は徳が低い人間なので特に沢山(笑)
NGOの先輩に言われたように、三週間くらい休んで、一度勉強しようかしら。