2009年12月25日金曜日

キレイになってきたファクトリー

かものはしのコミュニティーファクトリーは汚い。


日本人の方をファクトリーに案内するとこのように言われる事があります。
現象としては
  • 砂埃が多く床や机の上に砂がついている
  • 床にい草や布の使いカスが散乱している
  • ファクトリーの前の部分にい草のカスが散乱している
といったことなどなどです。

原因としては
  • ファクトリーは風通しを良くするため、隙間のたくさん空いた壁を使っており砂がすごい入る
  • カンボジア人は床に物を捨てる習慣があるので、床にゴミがあっても汚いと思わない(たとえば飲食店ではティッシュを床に捨てますし、ペットボトルなどは道路に捨てます)
などなど、農村故の限界や、習慣や文化の違いによるところも大きかったのです。
しかし、きちんとした商品はきちんとした工房から。ということで、様々な施策を行った結果だいぶきれいになってきました。きれいだと効率もいいんですよね。

特に活躍してくれたのが縫製ボランティアで1ヶ月いてくださった小沼さん。
いろいろな事をやってもらったので、ここには書ききれませんが、
  • 大掃除×2回(今後2週間に一度大掃除をやるように)
  • 掃除を1日2回に変更(ファクトリーの外も掃除するように)
  • すべての原材料(布、い草)、半製品をボックスで分けて整理
  • ゴミ箱をいっぱい買ってゴミはすぐにゴミ箱に入れられるように
などなど。様々な活動を通して、今ファクトリーはすごいきれいになっています。
これを保つべく、仕組みをしっかりさせていく必要があると思っています。

なんにしても、キレイな環境に慣れてもらって意識を変える事で、
どんどん商品も良くしていこうと思います! こうご期待。




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